2月7日に第4四半期決算を発表したオンライン学習プラットフォームのチェグ（CHGG）の株価が大きく上昇しました。2月8日の終値は16%増の31.63ドルとなっています。
株価は過去6ヶ月間で62％下落していました。11月には経営陣が教育業界の一時的な減速により第4四半期は予想を下回ると警告したことで急落しました。しかし、今回発表された業績は予想をはるかに上回るものとなり、これが株価急上昇の要因となっています。
第4四半期の売上は、チェグサービスが6％成長したことにより、前年同期比で1％増となりました。
この業績について、CEOのDan Rosensweig氏は、チェグ・スタディ・パックが過去最高の継続率を記録したことを挙げています。これにより、チェグサービス全体のサブスクリプション、ユーザー1人当たりの平均売上、利益率が向上しました。
チェグ の第4四半期の勢いは、2022 年の第 1 四半期にも引き継がれそうです。第1四半期の業績見通しは、売上高が前年同期比で2％増加し、2億ドルから2億500万ドルの範囲の中間点になるとしています。
通年では、売上高は2021年比で8.4％増加し、調整後の金利・税金・減価償却前利益（EBITDA）は昨年とほぼ同水準の2億6,000万ドルから2億7,000万ドルの間になると経営陣は予想しています。通年の成長率が高いということは、2022年、売上が徐々に加速することを意味しています。
Rosensweig氏は決算説明会で、ユーザー体験のパーソナライズ、国際的な事業拡大、より多くのコースと優れた価格設定を顧客に提供することで、同社の成長を再加速させることができると述べています。
＊過去記事「5年後に資金を2倍にしてくれる成長株2つ」