アップル アナリストが目標株価引上げ

ベアードのアナリストであるウィリアムV. パワー氏は、9月8日の顧客へのメモの中で、アップル(AAPL)の目標株価を160ドルから170ドルに引き上げました。

アップルの株価は9月8日の終値で前日比1%減の155.11ドルとなっています。

同氏はアップルがバッテリーやカメラの改良など、段階的なアップグレードを含むiPhone 13を発表すると予想しています。

パワー氏は、衛星通信に関するうわさは、いずれ差別化につながる可能性があるものの、発表されるかどうかはっきりしないとし、iPhoneに加えて、Apple Watch 7やその他のアップデートの可能性に期待しています。

ベアードの調査によると、米国の1,500人の回答者のうち45%が現在使用しているiPhoneを2年以上使用していると答えており、近々iPhoneのアップグレードを考える人が増える可能性を示唆しています。

また、アップグレードサイクルが長くなっている一方で、5Gの追加により、今後数年間は健全なアップグレードの機会が続くとパワー氏は予想しています。

昨年のパンデミックの影響を受けた時期と比較すると、売上高はより厳しい状況になると指摘した同氏は、年末に向けて前年同期比の成長が鈍化すると予想していますが、そのような鈍化が市場を刺激すれば、忍耐強い投資家にとっては買いのチャンスになると考えています。

「(前年比での比較が)より困難になり、規制面での圧力が高まる可能性があるが、当社は引き続き、長期的なエコシステムの機会と、アップルの強力な収益性およびキャッシュフローに注目している。当社は、長期的な視点を持つ投資家にとって魅力的な企業であると考えている」とパワー氏は述べています。

最新情報をチェックしよう!