アップル アナリストが好業績発表を予想

アップル(AAPL)の6月期の決算は、ウォール街の予想を上回るものになるはずだと、モルガン・スタンレーのアナリスト、ケイティ・ヒューバティ氏が述べています。

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ヒューバティ氏は7月15日付けのリサーチノートで、アップルに対するオーバーウェイトの評価を繰り返すとともに、目標価格を162ドルから166ドルへと少し引き上げました。

6月の四半期決算と9月の四半期に関する経営陣の予測の両方が期待を上回ると同氏は予想しています。

アップルの株価は6月上旬から20%以上上昇しており、この上昇には3つの要因があるとヒューバティ氏は考えています。

第一に、アップル、アマゾン・ドット・コム(AMZN)、アルファベット(GOOG)、マイクロソフト(MSFT)、フェイスブック(FB)など、「質の高い大手ハイテク企業への逃避」が起きており、これらすべての株がS&P500を上回る上昇を見せています。

次に、6月にApp Storeの成長が加速したことを指摘し、サービスの持続的な成長が見られるとしています。

最後に、アップルのサプライチェーンに関するデータが、iPhone生産の力強い成長を示唆していることを指摘し、同氏は、2022年9月期の出荷台数の見通しを、2億3,100万台から2億3,850万台に引き上げました。

9月のiPhone 13の発売を見据えて、アップル株を購入するというヒューバティ氏。

「成熟した買い替えサイクル、5G導入の増加、小売店のトラフィックの改善、バッテリー寿命とカメラの品質の向上、ファーウェイに対するシェア拡大などの組み合わせが、iPhoneのアウトパフォームのドライバーになると考えている」と述べています。

6月期の売上高は747億ドル、1株当たりの利益は1.02ドルと同氏は予測。ウォール街のコンセンサスは、売上高が729億ドル、利益が1株当たり1ドルとなっています。

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