今週に入ってレモネード LMND の乱高下が激しくなっています。
先週(12/24)124ドル近辺だった株価が月曜(12/28)に108ドルまで下がって13%のダウン。そして今日(12/29)は一転、10%回復した113ドルが終値となっています。
この主因と見られるのが、ロックアップの解除。7月に新規株式(IPO)したレモネードのロックアップが解除されるのが12月29日であったため、それまで株式を売ることを禁じられていた会社役員・大株主・ベンチャーキャピタルが売りに走るのではとの危惧で前日の月曜日は大きく値を下げたようです。
ロックアップされていたのは発行済株式の75%近くになる4,400万株。IPO価格29ドルから一時は137ドル台と4.7倍も値を上げていただけに、下げの圧力がかかったのはやむを得ないところでした。
そして解除された29日。出来高は通常の3倍と大きくなりましたが、売りよりも買いの方が多く、最高値では120ドルまで上がりました。心配されていた大量の売りは出ないとの安心感から買い戻されたようです。
ただ、ロックアップ期間は過ぎたばかり。初日ではなくても、今後インサイダーの売りが出てくることは考えられます。しばらくはこの二日間のような激しい値動きが続くことが予想されます。