7月10日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年7月10日(金)の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。S&P500は0.42%高、ナスダック総合指数は0.29%高となり、週間でもプラスを確保しました。S&P500は6月初旬につけた過去最高値に接近しています。一方、ダウ平均は149.60ドル高の52,637.01ドルと0.29%上昇したものの、週間では下落し、4週連続の上昇が途切れました。指数間の差を生んだのはメタ・プラットフォームズの上昇です。AIへの取り組みが評価され、同社株は週間で2024年以来の大幅高となり、S&P500とナスダックを押し上げました。

以下は、10日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

SKハイニックス(SKHYV)

株価変動: +12.76%
詳細: 韓国のメモリー半導体大手SKハイニックスが、米国市場で取引を開始しました。ADRはIPO価格149ドルに対して170ドルで取引を開始し、168.01ドルで終了しました。7月10日は暫定ティッカーのSKHYVで取引され、7月13日(月)からは正式ティッカーのSKHYで取引される予定です。発行されるADRは1億7,790万株で、10ADRが普通株式1株に相当します。
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WD-40(WDFC)

株価変動: +10.65%
詳細: 潤滑油製品を手掛けるWD-40が大幅上昇しました。2026年度第3四半期の売上高と利益が市場予想を上回り、主力製品の販売増加によって売上高は前年同期比24%増加しました。通期利益見通しも上方修正しました。

メタ・プラットフォームズ(META)

株価変動: +5.97%
詳細: メタはS&P500構成銘柄で上昇率トップとなりました。余剰のコンピューティング能力を外部に貸し出す計画や、ブロードコムとの提携を通じて自社開発AIチップの製造を開始する計画が買い材料となりました。
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サークル・インターネット・グループ(CRCL)

株価変動: +4.97%
詳細: 米通貨監督庁からデジタル通貨を扱う国法信託銀行の設立承認を受けたと発表し、上昇しました。主力ステーブルコインUSDCが連邦政府の直接監督下に入ることで、普及が加速するとの期待が高まりました。

サンディスク(SNDK)

株価変動: +3.10%
詳細: フラッシュメモリー製品を手掛けるサンディスクは上昇しました。SKハイニックスの米国上場でメモリー半導体市場への関心が高まる中、関連銘柄として買いが入りました。

マイクロン・テクノロジー(MU)

株価変動: -1.24%
詳細: マイクロン株は979.30ドルまで下落しました。SKハイニックスの米国上場を受け、投資家がメモリー半導体への投資を両社に分散させるとの見方が、株価の重荷になった可能性があります。

デルタ航空(DAL)

株価変動: -1.81%
詳細: デルタ航空は下落しました。幅広い需要の強さを背景に売上高と利益は市場予想を上回り、燃料価格上昇の影響を抑えました。ただし、通期見通しが据え置かれたため、より強い業績予想を期待していた投資家から売りが出ました。

インテル(INTC)

株価変動: -2.40%
詳細: 半導体大手インテルは下落しました。SKハイニックスの米国上場によって半導体関連銘柄への資金配分が見直される中、売りが優勢となりました。

ネットフリックス(NFLX)

株価変動: -2.78%
詳細: 動画配信大手です。同社幹部が利用者の視聴時間を増やすため、ライブテレビチャンネルや複数サービスを組み合わせた配信プランについて協議したと報じられて下落しました。

マーベル・テクノロジー(MRVL)

株価変動: -3.07%
詳細: 半導体とネットワーク製品を手掛けるマーベル・テクノロジーは下落しました。SKハイニックスの上場を受けて半導体関連銘柄の投資先を見直す動きが広がり、売りに押されました。

クラウドストライク・ホールディングス(CRWD)

株価変動: -5.65%
詳細: サイバーセキュリティ大手クラウドストライクは大幅に下落しました。業績や事業に関する重大な悪材料は確認されておらず、直近の株価上昇を受けた利益確定売りが主因とみられます。7月2日に実施された1対4の株式分割後の短期的な値動きの不安定さや、ジョージ・カーツCEOによる事前計画に基づく保有株の売却も、投資家心理の重荷となりました。

モデルナ(MRNA)

株価変動: -10.83%
詳細: モデルナはS&P500構成銘柄で最も大きく下落し、68.27ドルで取引を終えました。株価は6月に48%上昇し、7月6日には2024年8月以来の高値を付けていたため、急上昇後の利益確定売りが広がりました。

*過去記事 株価変動

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