7月6日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年7月6日(月)の米国株式市場は、独立記念日休場明けの取引で主要3指数がそろって上昇しました。ナスダックは1.12%高、S&P500は0.72%高、ダウ平均は0.29%高となり、ダウは2営業日連続で過去最高値を更新しました。相場を押し上げたのは、AI関連への期待再燃です。前週に調整していた半導体株が反発し、PHLX半導体指数は2.17%上昇しました。特にメモリ関連株の戻りが目立ち、Roundhill Memory ETFは6.5%高となりました。市場では、AI相場が健全な調整を経て再び上昇基調を保っているとの見方が広がっています。

以下は、6日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

リビアン・オートモーティブ(RIVN)

株価変動: +8.11%
詳細: J.P.モルガンのアナリストが目標株価を9ドルから15ドルへ引き上げたことで急伸しました。第2四半期の納車台数が12,194台となり、市場予想の約11,000台を上回ったことも好感されました。

ウエスタン・デジタル(WDC)

株価変動: +7.14%
詳細: 先週下落していたメモリ・ストレージ関連株に買い戻しが入り、大きく上昇しました。AI需要を背景に、ストレージ関連銘柄への見直し買いが広がりました。

テスラ(TSLA)

株価変動: +6.69%
詳細: 電気自動車関連株への買いが広がる中、テスラも大きく上昇しました。リビアンの堅調な納車実績を受けて、EV需要への見方が改善しました。

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)

株価変動: +6.61%
詳細: ゴールドマン・サックスが目標株価を450ドルから640ドルへ引き上げ、投資判断を「買い」で維持したことを受けて上昇しました。AI需要が引き続き強く、今後の決算と見通しへの期待が高まりました。
*関連記事「AMD株、640ドル目標で再評価 AI半導体で問われるエヌビディア対抗力

テラウルフ(WULF)

株価変動: +4.86%
詳細: ビットコインマイナーからデータセンター運営企業へ転換を進める同社は、AIスタートアップのアンソロピックと20年間のリース契約を発表したことで上昇しました。初期リース期間だけで約190億ドルの契約収入が見込まれています。

デル・テクノロジーズ(DELL)

株価変動: +4.43%
詳細: ドナルド・トランプ大統領が記者会見で「デルのコンピューターを買うべきだ」と発言したことを受けて上昇しました。トランプ氏は第1四半期にデル株を510万ドル分購入していたことも伝えられています。

ロビンフッド・マーケッツ(HOOD)

株価変動: +4.28%
詳細: ビットコイン価格が過去24時間で1.3%以上上昇したことを背景に、暗号資産関連株として買われました。個人投資家向け取引プラットフォームへの期待も支えとなりました。

TSMC(TSM)

株価変動: +4.06%
詳細: 半導体株全体に買いが戻る中、TSMCも上昇しました。AI向け半導体需要の強さが引き続き意識されたほか、鴻海精密工業が第2四半期売上高で約40%増を発表したことで、AIサーバーや先端半導体のサプライチェーン全体への期待が高まりました。

ブロードコム(AVGO)

株価変動: +3.73%
詳細: アップルとのチップ供給契約を2031年まで延長したことが好感され、株価が上昇しました。ブロードコムはアップル向けに無線通信やカスタム半導体を供給しており、今回の契約延長により、アップルの自社開発チップ拡大による置き換え懸念が和らぎました。AI端末やデータセンター向けカスタム半導体への期待も追い風となりました。

ASMLホールディング(ASML)

株価変動: +3.15%
詳細: バーンスタインが目標株価を1,971ドルから2,623ドルへ引き上げ、投資判断を「アウトパフォーム」で維持したことを受けて上昇しました。AI需要による先端ロジック半導体とメモリ容量拡大が、同社の売上を押し上げるとの期待が高まりました。

オラクル(ORCL)

株価変動: +2.49%
詳細: 先週のウォール街アナリストによる支援的な見方を受けて上昇しました。クラウドやAI関連需要への期待が引き続き意識されました。
*関連記事「オラクル株57%下落の衝撃 アナリスト84%が買い推奨する矛盾

コインベース・グローバル(COIN)

株価変動: +2.05%
詳細: ビットコイン価格の上昇を受けて、暗号資産取引所である同社にも買いが入りました。暗号資産市場の改善が株価を押し上げました。

インテル(INTC)

株価変動: +1.54%
詳細: 半導体株全体に買いが戻る中、インテルも上昇しました。AI関連銘柄への投資家心理が改善したことが追い風となりました。

アップル(AAPL)

株価変動: +1.31%
詳細: 鴻海精密工業の好調な売上発表を背景に、同社の主要顧客であるアップルにも買いが入りました。ただし、上昇幅は比較的限定的でした。
*関連記事「アップル折りたたみiPhoneの衝撃 2500ドルでも即完売が予測される理由

マイクロン・テクノロジー(MU)

株価変動: +0.94%
詳細: メモリ関連株の反発に連れて小幅に上昇しました。AI向けメモリ需要への期待は続いており、先週の下落後に買い戻しが入りました。

スペースX(SPCX)

株価変動: -0.98%
詳細: 翌日にナスダック100指数へ組み入れられる予定を控える中、株価は小幅に下落しました。指数採用前の利益確定売りが出た可能性があります。

オートゾーン(AZO)

株価変動: -6.38%
詳細: オライリー・オートモーティブの大型買収観測を受け、自動車アフターマーケット関連株全体に売りが広がりました。業界再編への警戒感から、同社株も下落しました。

オライリー・オートモーティブ(ORLY)

株価変動: -6.66%
詳細: ブルームバーグが、同社がジェニュイン・パーツの自動車部品部門に対して100億ドル以上の現金買収を検討している可能性があると報じたことで下落しました。大型買収による財務負担や統合リスクが警戒されました。

*過去記事 株価変動

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