2026年6月23日(火)の米国株式市場は、AI関連株や半導体株への売りが広がり、ナスダック総合指数が2.2%下落しました。韓国株の急落をきっかけに世界的なリスク回避が強まり、エヌビディアなどのチップ関連から利益確定売りが波及。S&P500は1.4%安、ダウは0.1%安となりました。一方で、生活必需品、ヘルスケア、不動産株には買いが入り、資金がハイテク株からディフェンシブ銘柄へ移る動きが目立ちました。
以下は、23日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。
インフレクション (INFQ
株価変動: +12.32%
詳細: 量子コンピューティング関連企業です。ホワイトハウスによる量子技術支援の大統領令を受けて、量子関連株に買いが入りました。
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IBM (IBM)
株価変動: +5.04%
詳細: ITサービス・量子コンピューティング関連企業です。J.P.モルガンが投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウエート」に引き上げたことで上昇しました。また、ホワイトハウスが量子技術支援に向けた2つの大統領令を発表したことも追い風となりました。
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D-ウェーブ・クォンタム (QBTS)
株価変動: +2.29%
詳細: 量子コンピューティング関連企業です。量子技術を支援する米大統領令を材料に上昇しました。
スペースX (SPCX)
株価変動: +0.98%
詳細: イーロン・マスク氏率いる宇宙・AI関連企業です。前営業日に16%急落し、時価総額4010億ドルが失われましたが、この日は序盤の下げを取り戻して反発しました。終値は156.11ドルでした。
アルファベット (GOOGL)
株価変動: -0.98%
詳細: グーグルの親会社です。前日に、グーグル・ディープマインドの上級研究者でノーベル賞受賞者のジョン・ジャンパー氏がAIスタートアップのアンソロピックへ移籍すると伝わり、株価は5%下落しました。この日もAI関連株の売りに押されました。
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ブロードコム (AVGO)
株価変動: -3.06%
詳細: 半導体・インフラソフト大手です。AI関連半導体株への売りが広がる中で下落しました。
フェデックス (FDX)
株価変動: -3.51%
詳細: 宅配・物流大手です。水曜日の取引終了後に2026年度第4四半期決算を発表する予定で、決算を前に株価は下落しました。
エヌビディア (NVDA)
株価変動: -4.13%
詳細: AI半導体の中心銘柄です。AI関連株への売りが広がり、ナスダック総合指数を押し下げる要因となりました。投資家はAI投資の拡大や高金利環境への警戒を強めています。
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カーニバル (CCL)
株価変動: -4.87%
詳細: クルーズ船運航大手です。第2四半期の売上高が市場予想を下回ったことで下落しました。通期利益見通しは2.21ドルから2.22ドルへ小幅に引き上げられましたが、市場はより強いガイダンスを期待していた可能性があります。
オラクル (ORCL)
株価変動: -5.66%
詳細: クラウドプラットフォーム大手です。同社は年次報告書で、AIへの注力に伴い前年度に人員を約13%削減したと明らかにしました。AI関連投資への警戒感もあり、株価は下落しました。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ (AMD)
株価変動: -5.76%
詳細: 半導体大手です。AI関連株全体の下落に連動して売られました。エヌビディアやマイクロンなどと同様、AI投資の持続性に対する懸念が重荷となりました。
テスラ (TSLA)
株価変動: -5.79%
詳細: 電気自動車大手です。米規制当局が、同社車両が関係した死亡事故について調査を開始したことが嫌気されました。一方で、欧州市場における5月の新車登録台数は前年同月比で2倍超となったと報じられました。
インテル (INTC)
株価変動: -6.14%
詳細: 半導体大手です。AIブームの恩恵を受けてきた銘柄の一つですが、半導体株全体への売りが広がる中で下落しました。
クアルコム (QCOM)
株価変動: -8.01%
詳細: 半導体大手です。同社は6月24日の投資家向け説明会で、カスタムデータセンター向けチップの主要顧客名を明らかにし、次世代プロセッサー計画について説明するとみられています。発表を前に売りが優勢となりました。
マイクロン・テクノロジー (MU)
株価変動: -13.18%
詳細: 半導体メモリ大手です。AIブームの恩恵を受けてきた銘柄の一つですが、AI関連株全体への売りが広がる中で急落しました。市場では、金利上昇への警戒やAI投資の過熱感、メモリ価格の先行き懸念が重荷となりました。
サンディスク (SNDK)
株価変動: -13.64%
詳細: フラッシュメモリー製品を手がける企業です。AI・半導体関連株への売りが広がる中で大きく下落し、S&P500構成銘柄の中でこの日最も悪いパフォーマンスとなりました。
プリモリス・サービス (PRIM)
株価変動: -21.59%
詳細: 建設サービス会社です。再生可能エネルギー事業の売上低迷を理由に通期見通しを引き下げたことで大幅安となりました。
AMCエンターテインメント (AMC)
株価変動: -24.64%
詳細: 映画館運営会社です。機関投資家向けに普通株9525万株を売却する正式契約を結んだと発表しました。調達見込み額は約2億ドルですが、株式希薄化への懸念から急落しました。
*過去記事 株価変動
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