4月24日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年4月24日(金)の米国株式市場は、S&P500種指数が0.8%高、ナスダック総合指数が1.6%高となり、そろって過去最高値で取引を終えました。両指数は4週連続の上昇となり、相場の強さが続いています。一方、ダウ平均は80ドル安と小幅に下落しました。主役は半導体株と大型ハイテク株で、インテル決算を受けて同社株は急騰し、2000年以来の高値で引けました。PHLX半導体株指数も18日続伸となり、記録的な上昇が続いています。米国とイランの停戦期待も投資家心理を支えましたが、来週はマグニフィセント・セブン5社の決算が予定され、上昇相場の持続力が試されます。

以下は、24日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

オルガノン(OGN)

株価変動: +30.93%
詳細: 女性向けヘルスケアを中心とする医薬品会社です。インドのサン・ファーマシューティカル・インダストリーズが、同社への買収提案を130億ドルに引き上げる計画だと報じられたことで急騰しました。EQTやグリューネンタールも買収候補として名前が挙がっています。

Xエナジー(XE)

株価変動: +26.96%
詳細: 次世代原子炉の開発を手がける企業です。ナスダック上場初日に株価が大きく上昇しました。同社はIPOで10億ドル超を調達し、時価総額は約90億ドル規模となりました。
*関連記事「Xエナジー株は買いなのか アマゾンが支える原子力IPOの実力

インテル(INTC)

株価変動: +23.60%
詳細: 半導体大手です。2026年第1四半期決算が堅調で、第2四半期の見通しも市場に好感され、S&P500種指数の中で大きく上昇しました。インテルの好決算を受けて、半導体株全体にも買いが広がりました。
*関連記事「AI半導体市場の新たなフェーズ:インテル復活とエヌビディアが拓く「次世代CPU」覇権争い

アーム・ホールディングス(ARM)

株価変動: +14.76%
詳細: 半導体設計を手がける英国発の企業です。インテルの好決算をきっかけに半導体関連株への買いが強まり、アームにも資金が流入しました。

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)

株価変動: +13.91%
詳細: CPUやGPUを手がける半導体大手です。インテルの好決算を受けて、AIやデータセンター向け半導体需要への期待が高まり、同業のAMD株も大きく上昇しました。

ニューモント(NEM)

株価変動: +8.68%
詳細: 金鉱山を運営する世界的な鉱業会社です。2026年第1四半期決算で売上と利益が市場予想を上回り、6四半期連続で予想を上回る結果となりました。金価格の高止まりが業績を押し上げました。

SAP(SAP)

株価変動: +7.36%
詳細: ドイツの大手ソフトウェア企業です。2026年第1四半期の利益が市場予想を上回り、2026年のクラウド売上見通しを維持したことが好感されました。中東情勢が落ち着けば、来年の売上成長が加速するとの見方も示されました。

ベーカー・ヒューズ(BKR)

株価変動: +6.90%
詳細: 油田サービスを手がけるエネルギー関連企業です。2026年第1四半期決算が市場予想を上回り、事業の基礎的な見通しは中東情勢の影響を除けば変わっていないと説明したことが安心材料となりました。

エヌビディア(NVDA)

株価変動: +4.32%
詳細: AI半導体の中心企業です。株価は208.27ドルまで上昇し、終値ベースで過去最高値を更新しました。4月だけで20%上昇しており、2026年年初来でも12%高となっています。
*関連記事「AI半導体市場の新たなフェーズ:インテル復活とエヌビディアが拓く「次世代CPU」覇権争い

SLB(SLB)

株価変動: +2.58%
詳細: 世界的な油田サービス会社です。第1四半期は売上が市場予想を上回った一方、中東での混乱の影響により利益率は低下しました。ただし、序盤の下落から切り返し、最終的には上昇して取引を終えました。

プロクター・アンド・ギャンブル(PG)

株価変動: +2.46%
詳細: TideやBountyなどを展開する日用品大手です。2026年度第3四半期決算で利益と売上が増加しました。一方で、通期利益は会社見通しの下限付近になるとの慎重な見方も示しました。

メタ・プラットフォームズ(META)

株価変動: +2.41%
詳細: FacebookやInstagramを運営するSNS大手です。前日に2.3%下落した反動もあり、株価は上昇しました。同社は5月20日付で従業員の10%を削減すると発表しています。

リジェネロン・ファーマシューティカルズ(REGN)

株価変動: -1.89%
詳細: バイオ医薬品企業です。トランプ政権との合意により、関税免除と引き換えに医薬品を低価格で提供する方針を示したことで前日は上昇しましたが、この日は利益確定売りに押されました。

イーライ・リリー(LLY)

株価変動: -3.67%
詳細: 糖尿病薬や肥満症治療薬を手がける大手製薬会社です。新しい減量薬Foundayoの処方件数が発売2週目で3,707件にとどまり、ノボ・ノルディスクの経口Wegovyの同時期18,410件と比べて見劣りしたことが嫌気されました。

HCAヘルスケア(HCA)

株価変動: -8.77%
詳細: 米国の大手病院運営会社です。2026年第1四半期決算で利益が市場予想を下回り、売上も予想並みにとどまったことが失望売りにつながりました。経営陣は2026年の出だしについて、変化の大きい事業環境だったと説明しています。

チャーター・コミュニケーションズ(CHTR)

株価変動: -25.50%
詳細: ケーブルテレビやインターネット接続サービスを展開する通信大手です。2026年第1四半期にインターネットと動画サービスの加入者が減少し、売上も減少しました。モバイル加入者は36万8,000件増えたものの、主力事業の弱さが嫌気され大きく下落しました。

*過去記事 株価変動

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