4月22日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年4月22日(水)の米国株式市場は、週前半の下落を振り切って主要株価指数が反発し、ナスダック総合指数とS&P500種指数がともに過去最高値を更新しました。ナスダックは1.6%高、S&P500は1.1%高、ダウ平均も308ドル高となりました。トランプ大統領によるイラン停戦延長を好感し、投資家心理が改善したことが背景です。原油価格は上昇したものの、半導体株指数は16日続伸で連日高値を更新し、ソフトウェア株も堅調でした。

以下は、22日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

POETテクノロジーズ(POET)

株価変動: +24.59%
詳細: 光インターコネクト関連技術を手がける小型AI関連株です。AIデータセンターで重要性が高まる「光インターポーザー」技術への期待や、マーベル・テクノロジー(MRVL)関連の受注思惑を背景に急騰しました。
*関連記事「【AI銘柄の光と影】急騰するPOETテクノロジーズ:革新的技術か、それとも砂上の楼閣か?

GEベルノバ(GEV)

株価変動: +13.75%
詳細: エネルギー技術大手です。売上、受注、フリーキャッシュフローが市場予想を上回り、主力の電力・電化部門の好調を背景に通期見通しも引き上げたことが好感され、大幅高となりました。
*関連記事「GEベルノバ決算が市場予想超え AIデータセンター需要で株価最高値更新へ

テレフレックス(TFX)

株価変動: +11.27%
詳細: 医療機器メーカーです。CVCキャピタル・パートナーズとGTCRが買収提案を提出したと報じられ、買収期待から大きく上昇しました。

マスコ(MAS)

株価変動: +10.78%
詳細: 住宅リフォーム関連企業です。第1四半期利益が市場予想を上回り、通期見通しも据え置いたことで上昇しました。住宅改修需要への関心の高まりも追い風となりました。

マイクロン・テクノロジー(MU)

株価変動: +8.48%
詳細: メモリ半導体大手です。AIサーバー向けの高帯域幅メモリ(HBM)需要の強さや、メモリ価格の上昇継続、供給制約が続くとの見方を背景に上昇しました。SKハイニックスの大型投資計画は長期的には競争激化要因となり得るものの、市場では足元のAIメモリ需要の強さが勝っていると受け止められました。

フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)

株価変動: +6.98%
詳細: たばこ大手です。四半期決算は強弱まちまちだったものの、海外の無煙製品事業の成長が評価され上昇しました。

ボーイング(BA)

株価変動: +5.53%
詳細: 航空機大手です。1株当たり損失、売上ともに市場予想を上回る決算となり、前日の航空宇宙・防衛株売りで高まっていた不安が和らいだことで上昇しました。

コインベース・グローバル(COIN)

株価変動: +5.25%
詳細: 暗号資産取引所大手です。ビットコインが11週間ぶり高値まで上昇したことを受け、暗号資産関連株として買われました。

アドビ(ADBE)

株価変動: +3.54%
詳細: ソフトウェア大手です。取締役会が250億ドル規模の自社株買いを承認したことが好感され上昇しました。AIが主力事業を脅かすとの懸念が残る中、株主還元姿勢が安心材料となりました。

キャピタル・ワン・ファイナンシャル(COF)

株価変動: -1.52%
詳細: クレジットカード大手です。第1四半期利益は市場予想に届かなかったものの、貸倒引当金の減少を背景に売上は増加しました。ただ、決算全体ではやや弱い内容と受け止められ下落しました。

バーティブ・ホールディングス(VRT)

株価変動: -2.34%
詳細: データセンター向けインフラ企業です。売上と利益は市場予想をわずかに上回ったものの、決算発表前の期待が高かったため、材料出尽くしのような形で下落しました。
*関連記事「バーティブ決算は市場予想超え それでも株価が下がった本当の理由

トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(DJT)

株価変動: -3.46%
詳細: SNS「Truth Social」を運営する企業です。CEOのデビン・ヌネス氏の突然の退任が嫌気され下落しました。後任にはケビン・マクガーン氏が暫定CEOとして就任しました。

ユナイテッド航空(UAL)

株価変動: -5.58%
詳細: 米航空大手です。第1四半期決算は市場予想を上回ったものの、イラン情勢を背景とした燃料費上昇を警戒し、2026年通期の利益見通しを引き下げたことが嫌気され下落しました。

フェア・アイザック(FICO)

株価変動: -6.42%
詳細: 信用スコア大手です。米住宅金融当局が住宅ローン申請で代替クレジットスコアの利用を認める方針を示したことで、同社が住宅ローン市場で持っていた強い支配力が揺らぐとの見方から売られました。

エイビス・バジェット・グループ(CAR)

株価変動: -37.82%
詳細: レンタカー大手です。直近1カ月で6倍超に上昇していたショートスクイーズ相場の反動で急落しました。短期間での急騰後に利益確定売りが強まった形です。

*過去記事 株価変動

🎧この記事は音声でもお楽しみいただけます。AIホストによる会話形式で、わかりやすく、さらに深く解説しています。ぜひご活用ください👇

最新情報をチェックしよう!