2026年4月10日(金)の米国株式市場は、週末に予定される米国とイランの協議を前に様子見ムードが強まり、ナスダック総合は0.4%高で8日続伸し、直近安値から10%回復して調整局面を脱しました。一方、S&P500は0.1%安、ダウ平均は269ドル安でした。原油価格は下落し、週間では2020年以来の大幅安となりました。3月CPIは前年比3.3%上昇と高止まりしたものの、市場の反応は限定的でした。
以下は、10日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。
オルガノン (OGN)
株価変動: +27.79%
詳細: 医薬品を手がけるヘルスケア企業です。インドのサン・ファーマシューティカル・インダストリーズが120億ドルの拘束力ある買収提案を提出したと報じられたことを受け、急騰しました。
コアウィーブ (CRWV)
株価変動: +10.87%
詳細: AI向けクラウドインフラを提供するネオクラウド企業です。アンソロピックと複数年にわたるインフラおよび開発契約を発表したことが材料視され、AI関連株上昇の流れに乗って大幅高となりました。
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コヒレント (COHR)
株価変動: +8.21%
詳細: 光通信機器を手がける企業です。ルメンタムのCEOがAI関連需要の強さに言及したことや、J.P.モルガンが同社とルメンタムの目標株価を引き上げたことが好感され、上昇しました。
ブロードコム (AVGO)
株価変動: +4.69%
詳細: 半導体と通信機器向け製品を展開する企業です。AI関連需要への期待が続く中で買われ、株価は上昇しました。
エヌビディア (NVDA)
株価変動: +2.55%
詳細: AI半導体の中心企業です。7日続伸となり、2023年11月以来の長い連騰を記録しました。AI関連株への買いが続く中で堅調に推移しました。
TSMC (TSM)
株価変動: +1.40%
詳細: 世界最大級の半導体受託製造会社です。月次売上の更新を受けて、イラン戦争の影響下でもAI半導体需要が底堅いことが意識され、米国預託証券が上昇しました。
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インテル (INTC)
株価変動: +1.07%
詳細: 米国の大手半導体メーカーです。テスラやグーグルとの半導体関連契約への期待を背景に、過去12カ月で株価が3倍超となる強い上昇基調が続いており、この日も上昇しました。
パランティア・テクノロジーズ (PLTR)
株価変動: -1.90%
詳細: 政府機関や企業向けにデータ分析ソフトを提供する企業です。一時は大きく下げましたが、ウェドブッシュが「アンソロピックに顧客を奪われている」との見方に反論し、シティも成長加速が明確なソフトウェア企業の1社と評価したことで、下げ幅を縮小しました。
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クラウドストライク・ホールディングス (CRWD)
株価変動: -3.97%
詳細: サイバーセキュリティ企業です。AIによる競争激化への警戒感から売られました。一方で、キーバンク・キャピタル・マーケッツはProject Glasswingへの参加が株価の材料になり得ると指摘しています。
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ドキュサイン (DOCU)
株価変動: -5.84%
詳細: 電子署名サービスを提供する企業です。シティ・リサーチが投資判断を「買い」から「ニュートラル」に引き下げ、目標株価も99ドルから50ドルに下げたことが売り材料となりました。
パロアルトネットワークス (PANW)
株価変動: -6.74%
詳細: サイバーセキュリティ大手です。クラウドストライクと同様にAIによるディスラプションへの懸念から下落しましたが、Project Glasswingへの関与が今後の株価材料になる可能性も指摘されています。
サービスナウ (NOW)
株価変動: -7.58%
詳細: 企業向け業務ソフトを提供するソフトウェア企業です。UBSが投資判断を「買い」から「ニュートラル」に引き下げ、目標株価も170ドルから100ドルへ大幅に引き下げたことが嫌気され、下落しました。
フェア・アイザック (FICO)
株価変動: -13.99%
詳細: FICOスコアを提供する信用評価関連企業です。株価は大きく下落し、S&P500採用銘柄の中でも下落率上位となりました。終値は2023年11月2日以来の低水準となりました。
*過去記事 株価変動