2026年4月2日(木)の米国株式市場は、原油価格が急騰する波乱の展開となる中でも底堅さを見せ、主要3指数は週間ベースでそろって上昇し、5週連続の下落に終止符を打ちました。ダウ平均は61ドル安と小幅安でしたが、S&P500は0.1%高、ナスダック総合指数は0.2%高で終了しました。WTI原油先物は11%高の111.54ドルと1983年以降で最大の1日上昇幅を記録。市場ではホルムズ海峡を巡る供給懸念が意識される一方、雇用市場は底堅いとの見方も支えとなりました。
以下は、2日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。
グローバルスター (GSAT)
株価変動: +13.42%
詳細: 衛星通信サービスを手がける企業です。英フィナンシャル・タイムズが、アマゾンが同社の買収を協議していると報じたことで急騰しました。
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ペンギン・ソリューションズ (PENG)
株価変動: +13.37%
詳細: AIコンピューティングインフラを手がける企業です。第2四半期決算が市場予想を上回り、2026年度通期の利益見通しの中間値も引き上げました。好決算と強気ガイダンスが評価されました。
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ASTスペースモバイル (ASTS)
株価変動: +10.28%
詳細: 衛星通信ネットワークを開発する企業です。NASAのアルテミスII成功をきっかけに、宇宙関連銘柄への買いが広がる中で上昇しました。宇宙通信分野への期待が意識されました。
ルメンタム・ホールディングス (LITE)
株価変動: +8.14%
詳細: 光通信部品を手がける企業です。前日の上昇に続き、この日も買いが継続しました。同社株はS&P500採用後、コヒレントと連動した値動きが目立っています。
エコスター (SATS)
株価変動: +6.70%
詳細: 衛星通信事業を展開する企業です。NASAのアルテミスIIの打ち上げ成功を受け、宇宙関連株への関心が高まる中で上昇しました。宇宙テーマ株として買いが入りました。
コヒレント (COHR)
株価変動: +4.18%
詳細: 光通信機器やレーザー技術を手がける企業です。ルメンタムと同様に、前日からの上昇基調を維持しました。光通信関連への資金流入が続いています。
スーパー・マイクロ・コンピューター (SMCI)
株価変動: +3.15%
詳細: AIサーバーを手がける企業です。共同創業者を巡る半導体密輸事件への注目が続く中、株価は朝方の下落から切り返して上昇しました。共同創業者のWally Liaw氏はニューヨークの裁判所で無罪を主張しています。
サンディスク (SNDK)
株価変動: +1.28%
詳細: データストレージ関連製品を手がける企業です。米国みずほ証券が買い推奨を維持し、グーグルのTurboQuant発表後の押し目を買うよう投資家に促したことが支援材料となりました。
アラスカ航空グループ (ALK)
株価変動: -0.85%
詳細: 米国の航空持株会社です。中東情勢を背景とした燃料価格の上昇懸念から、他の航空株とともに下落しました。コスト増加への警戒感が広がりました。
ブルー・アウル・キャピタル (OWL)
株価変動: -1.61%
詳細: オルタナティブ資産運用会社です。同社の非上場BDCであるBlue Owl Technology Income Corp.で、第1四半期の解約請求が40%以上増加したことが嫌気されました。資金流出懸念が株価の重しとなりました。
サウスウエスト航空 (LUV)
株価変動: -1.65%
詳細: 米国の格安航空大手です。原油高の長期化懸念を受け、航空株全体が売られる流れに押されました。一部の証券会社による目標株価引き下げも重荷となりました。
ノルウェージャン・クルーズ・ライン (NCLH)
株価変動: -2.32%
詳細: クルーズ船運航会社です。原油高による燃料コスト上昇への懸念から、旅行・レジャー関連株の一角として売られました。クルーズ業界全体に逆風が意識されました。
アポロ・グローバル・マネジメント (APO)
株価変動: -2.91%
詳細: 大手オルタナティブ資産運用会社です。ブルー・アウルの解約請求増加を受けて、同業他社にも警戒感が波及しました。資産運用業界全体への不安が売りにつながりました。
ユナイテッド航空 (UAL)
株価変動: -3.02%
詳細: 米国の大手航空会社です。イラン情勢の長期化で燃料価格の高止まりが意識され、航空各社に売りが広がりました。燃料コスト上昇への警戒が株価の重しとなりました。
カーニバル (CCL)
株価変動: -3.54%
詳細: 世界的なクルーズ会社です。燃料費の高騰懸念を背景に、クルーズ関連株に売りが広がる中で下落しました。イラン情勢の長期化が投資家心理を冷やしました。
テスラ (TSLA)
株価変動: -5.42%
詳細: 電気自動車大手です。第1四半期の販売台数は35万8,000台と前年同期の33万7,000台を上回ったものの、市場予想の36万6,000台には届きませんでした。販売台数の未達が嫌気され、S&P500構成銘柄の中で最大の下落率となりました。
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リンゼー (LNN)
株価変動: -12.06%
詳細: 灌漑システムを手がける農業機器メーカーです。四半期決算で売上高、利益ともに市場予想を下回ったことが嫌気されました。決算失望から大きく売られました。
*過去記事 株価変動
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