3月10日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年3月10日(火)の米国株式市場は、原油価格や中東情勢に関するニュースに振り回される非常に不安定な一日となりました。ダウ平均は34ドル安(0.1%安)、S&P500は0.3%安、ナスダック総合指数はほぼ横ばいで取引を終えました。
原油先物WTIは一時12%下落し、2022年3月以来の大幅下落となりましたが、ホルムズ海峡でイランが機雷を設置する可能性があるとの報道で市場の警戒感が再び高まりました。市場は翌日に発表される2月の消費者物価指数(CPI)や、オラクルの決算にも注目しています。

以下は、10日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

ニオ (NIO)

株価変動: +15.38%
詳細: 中国の電気自動車メーカー。第4四半期決算で市場予想を上回るサプライズ黒字を発表し、さらに第1四半期の強い業績見通しを示したことが好感され株価が急騰しました。

バーテックス・ファーマシューティカルズ (VRTX)

株価変動: +8.31%
詳細: 米国のバイオ医薬品企業。希少な腎臓疾患を治療する新薬「povetacicept」が後期臨床試験で主要評価項目を達成したと発表し、株価が上昇しました。

ヒムズ&ハーズ・ヘルス (HIMS)

株価変動: +5.91%
詳細: オンライン診療と医薬品販売を組み合わせたテレヘルス企業。デンマークの製薬会社ノボ・ノルディスクとの提携により、肥満治療薬GLP-1をオンライン薬局で販売する計画を発表したことが好感され、前日に続いて上昇しました。

リビアン・オートモーティブ (RIVN)

株価変動: +4.22%
詳細: 電気自動車メーカー。TDカウエンが投資判断を「ホールド」から「買い」に引き上げ、目標株価も17ドルから20ドルに引き上げたことが材料となり株価が上昇しました。

コールズ (KSS)

株価変動: -1.49%
詳細: 米国の百貨店チェーン。四半期決算は市場予想を上回ったものの、既存店売上が5年連続で減少する見通しを示したことが嫌気され株価は下落しました。

エクソンモービル (XOM)

株価変動: -1.54%
詳細: 米国最大級の石油会社。トランプ大統領が中東紛争の早期終結を示唆したことで原油価格が下落し、エネルギー株全体に売りが広がりました。

シェブロン (CVX)

株価変動: -1.66%
詳細: 米国の石油メジャー。原油価格の下落を受けてエネルギー株が軟調となり、株価も下落しました。

オクシデンタル・ペトロリアム (OXY)

株価変動: -2.99%
詳細: 米国の石油・ガス会社。中東情勢の緊張緩和観測を受けて原油価格が下落し、エネルギー関連株として売られました。

ヒューレット・パッカード・エンタープライズ (HPE)

株価変動: -3.26%
詳細: エンタープライズ向けITインフラ企業。第1四半期決算は市場予想を上回り通期見通しも引き上げましたが、株価は利益確定売りに押され下落しました。

パラマウント・スカイダンス (PARA)

株価変動: -7.69%
詳細: メディア企業。バンク・オブ・アメリカが投資判断「アンダーパフォーム」を維持し、目標株価を13ドルから11ドルへ引き下げたことで株価が下落しました。

センティーン (CNC)

株価変動: -15.97%
詳細: 米国の医療保険会社。バークレイズの医療カンファレンスで2026年の調整後利益見通しを「3ドル超」と再確認しましたが、これは市場予想と同水準だったため失望売りが出ました。

ビオンテック (BNTX)

株価変動: -17.88%
詳細: ドイツのバイオ医薬品企業。2026年の売上見通しが市場の期待を下回ったことに加え、共同創業者が年末までに退任し新たなバイオ企業を立ち上げる計画が発表され株価が急落しました。

*過去記事 株価変動

🎧この記事は音声でもお楽しみいただけます。AIホストによる会話形式で、わかりやすく、さらに深く解説しています。ぜひご活用ください👇

最新情報をチェックしよう!