1月5日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年1月5日(月)の米国株式市場は、米国によるベネズエラのマドゥロ大統領拘束を受けても動揺せず、ダウ平均は約600ドル高(+1.2%)と過去最高値で取引を終えました。S&P500は+0.6%、ナスダックは+0.7%と主要指数はそろって上昇しました。資金はエネルギー、金融、消費関連、資本財など景気敏感株に向かい、原油価格も上昇しました。一方、VIXは15前後と低水準にとどまり、地政学リスクの市場への波及は限定的と受け止められています。

以下は、5日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

バレロ・エナジー(VLO)

株価変動: +9.23%
詳細: 米国最大級の独立系石油精製会社です。米国によるベネズエラ政変を受け、原油供給体制の再編や精製マージン改善への期待が高まり、エネルギー関連株の中で特に強い上昇となりました。
*関連記事「ベネズエラ政変と米国石油株の投資機会:再建プロセスから見える真の勝者

SLB(SLB)

株価変動: +8.96%
詳細: 世界最大級の油田サービス会社です。掘削や生産関連の技術・サービスを提供しています。ベネズエラのエネルギー産業再建に米国企業が関与するとの思惑から、将来的な受注増加期待が高まりました。

ハリバートン(HAL)

株価変動: +7.84%
詳細: 掘削・油田サービスを手掛ける米国企業です。地政学リスクを背景に、原油・天然ガス開発投資が再び活発化するとの見方から、株価が大きく上昇しました。

コインベース・グローバル(COIN)

株価変動: +7.77%
詳細: 米国最大級の暗号資産取引所です。ビットコイン価格の上昇に加え、ゴールドマン・サックスによる投資判断引き上げが好感され、暗号資産関連株の中で際立った上昇となりました。

フィリップス66(PSX)

株価変動: +7.21%
詳細: 石油精製やパイプライン事業を展開する米国エネルギー企業です。原油価格の底堅さと精製マージン改善期待を背景に、エネルギー株の上昇局面で買いが集まりました。

マラソン・ペトロリアム(MPC)

株価変動: +5.93%
詳細: 米国最大手の石油精製会社です。精製能力の高さが強みで、原油供給再編への思惑から、収益環境改善への期待が高まりました。

シェブロン(CVX)

株価変動: +5.10%
詳細: 米国の石油メジャーです。現在もベネズエラで事業を継続する数少ない米国企業であり、米国政府が同国の石油産業に深く関与する姿勢を示したことで、中長期的な事業機会が意識されました。

テスラ(TSLA)

株価変動: +3.10%
詳細: 電気自動車を中心にエネルギー事業も展開する米国企業です。7営業日続落後の反発局面となり、短期的な売られ過ぎ感から買い戻しが入りました。

IBM(IBM)

株価変動: +1.19%
詳細: クラウドやAI、ITサービスを主力とする米国の老舗テクノロジー企業です。証券会社による投資判断引き上げを受け、安定成長銘柄として再評価されました。

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)

株価変動: -1.07%
詳細: CPUやGPUを開発する半導体メーカーです。CESでのCEO基調講演を控え、AI需要の方向性を見極めたいとの慎重姿勢から、小幅安となりました。

コアウィーブ(CRWV)

株価変動: -3.10%
詳細: AI向け高性能クラウドインフラを提供する企業です。投資判断の引き上げがあったものの、提示された目標株価が市場価格を下回り、失望売りが優勢となりました。

*過去記事 株価変動

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