【2026年版】ダウの犬銘柄リストが公開!利回り6.7%超のベライゾンなど厳選10選

  • 2025年12月30日
  • 2025年12月30日
  • BS余話

昨年12月の記事「2025年版『ダウの犬』:割安銘柄で配当と成長を狙う戦略ガイド」では、2025年の展望についてお話ししました。1年が経過し、その答え合わせとともに、2026年の新たな戦略が見えてきました。バロンズ誌が報じた最新データを基に、昨年の予測を振り返りつつ、次なる犬たちの動向を詳しく分析します。

ダウの犬戦略とは:歴史ある高配当投資法

まず、ダウの犬戦略について簡単におさらいします。この投資法は、ニューヨークダウを構成する30銘柄のうち、配当利回りが高い上位10銘柄に均等配分で投資する手法です。年に一度、年末に銘柄の入れ替えを行うシンプルなルールですが、割安な優良株を保有し続けることで、市場平均を上回るリターンを狙う戦略として知られています。

昨年の予測を上回った2025年の答え合わせ

2025年12月26日時点で、ダウの犬10銘柄の平均騰落率は17.8%に達しました。これは、ダウ工業株30種平均の14.5%を明確にアウトパフォームする結果です。特に、昨年から期待を寄せていたIBM(IBM)やシスコシステムズ(CSCO)といったオールドテック銘柄の復活が、パフォーマンスを大きく牽引しました。

これらの銘柄が28%から44%という驚異的な上昇を見せた背景には、米10年債利回りの低下があります。年初の約4.8%から現在の約4.1%へと金利が落ち着く中で、高配当銘柄への資金流入が加速しました。2025年の勝利は、金利環境の変化を味方につけた戦略の正しさを証明したと言えます。

2026年のダウの犬:10銘柄と配当利回りリスト

最新のデータに基づく、2026年のダウの犬銘柄と配当利回りの一覧です。

  • ベライゾン(VZ):6.73%
  • シェブロン(CVX):4.56%
  • メルク(MRK):3.03%
  • プロクター・アンド・ギャンブル(PG):2.89%
  • コカ・コーラ(KO):2.88%
  • アムジェン(AMGN):2.86%
  • ナイキ(NKE):2.63%
  • ホーム・デポ(HD):2.62%
  • ユナイテッドヘルス(UNH):2.60%
  • ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ):2.48%

2026年の新メンバーが示唆する平均回帰のシナリオ

2026年のラインナップ予測を確認すると、大きな入れ替わりが発生しています。好調だったIBM、シスコシステムズ、そしてマクドナルド(MCD)がリストから卒業します。代わって新たに加わるのが、ナイキ、ホーム・デポ、ユナイテッドヘルスの3銘柄です。

これらはいずれも2025年に苦戦を強いられた銘柄ですが、そこにこそ投資の好機が潜んでいると考えられます。ファクトセットのデータによると、これら新規参入銘柄の12ヶ月目標株価は、現在より平均21%の上昇が見込まれます。市場は、売られすぎた優良銘柄が本来の価値を取り戻す平均回帰の動きを期待しています。

継続銘柄のポテンシャルとベライゾンの割安感

昨年に引き続き選出されるヘルスケアセクターのアムジェン、メルク、ジョンソン・エンド・ジョンソンにも注目が必要です。規制環境の変化への懸念が和らぎ、収益加速が見込まれる中で、2026年も安定したリターンが期待できるフェーズにあります。

また、個別銘柄の中ではベライゾンの存在感が際立っています。利回りが6.73%に達し、予想PERが8.5倍という現状は、依然として市場から過小評価されている状態にあると言わざるを得ません。さらなる金利低下が進めば、バリュエーションの修正に伴う株価上昇の筆頭候補になります。

2026年の投資スタンス:さらなるリターンの追求に向けて

ダウの犬戦略は、2023年と2024年は指数に後れを取る時期が続きました。しかし、2025年にその真価を再証明したことで、2026年はより攻めの姿勢で臨む価値があると感じています。

  1. 金利低下が継続することによる配当株への追い風
  2. ナイキやユナイテッドヘルスといった出遅れ優良株の反発
  3. ヘルスケアセクターの業績加速

2026年は、これらの要素が組み合わさることで、インカムゲインを確保しながらもキャピタルゲインを積極的に狙いに行く、非常にエキサイティングな1年になることが想定されます。

情報ソース: Barron’s: “Dogs of the Dow Had a Strong Year. Here Are the 10 Stocks for 2026.” (By Paul R. La Monica, Dec. 29, 2025)

※本記事は情報の提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。

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