12月26日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2025年12月26日(金)の米国株式市場はクリスマス後にもかかわらず、極めて静かな一日となりました。S&P500は前日比0.03%安と、1956年以降で5回しかない稀な小動きでした。一方、週間ではS&P500が1.4%高と堅調です。金や銀は最高値を更新し、AIインフラ需要が追い風と分析されています。株式は好調ながら、今後はボラティリティ上昇が警戒されています。

以下は、26日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

クーパン(CPNG)

株価変動: +6.45%
詳細: 韓国最大級のECプラットフォーム企業で、日用品から食品、デジタルサービスまで幅広く展開しています。サイバーセキュリティ侵害に関する社内調査の結果、元従業員が取得した顧客データは第三者に渡らず削除されていたことが判明し、最悪シナリオ回避への安心感から株価が急騰しました。

ナイキ(NKE)

株価変動: +1.55%
詳細: 米国のスポーツ用品大手で、アパレルやフットウェアを世界的に展開しています。アップルCEOのティム・クック氏が同社株を購入していたことが開示され、経営への信頼感が株価を押し上げました。

エヌビディア(NVDA)

株価変動: +1.02%
詳細: 米国の半導体大手で、AI向けGPU分野で圧倒的なシェアを持つ企業です。AIチップのスタートアップであるグロック(Groq)と非独占の技術ライセンス契約を結んだことが材料視され、将来の推論市場拡大への期待から株価が上昇しました。
*関連記事「エヌビディアが仕掛けた「守りの一手」:グロックとのライセンス契約が示す将来の分岐点

ニューモント(NEM)

株価変動: +1.00%
詳細: 世界最大級の金・銀鉱山会社で、金や銅などの資源開発を手がけています。金・銀価格が過去最高水準に接近する中、資源株全体が買われる流れとなり、同社株も上昇しました。

ラム・リサーチ(LRCX)

株価変動: +0.42%
詳細: 米国の半導体製造装置メーカーで、エッチング装置などに強みを持ちます。AI・先端半導体向け投資の拡大を背景に株価は年初来で大幅上昇しており、この日も過去最高値更新が視野に入る展開となりました。

マイクロン・テクノロジー(MU)

株価変動: -0.66%
詳細: 米国の半導体メモリメーカーで、DRAMやNANDフラッシュを主力としています。24日に株価が過去最高値を更新していたことから、この日は利益確定売りが優勢となりました。

テスラ(TSLA)

株価変動: -2.10%
詳細: 米国の電気自動車メーカーで、EVと自動運転技術を中核事業としています。2022年モデル3の緊急時ドア解除機構を巡り、米自動車安全当局が調査を開始したとの報道が重しとなりました。

モデルナ(MRNA)

株価変動: -4.73%
詳細: 米国のバイオ医薬品会社で、mRNA技術を用いたワクチンや治療薬を開発しています。新型コロナワクチン特需後の成長鈍化が続いており、この日も明確な材料がない中で売りが優勢となりました。

サーブル・オフショア(SOC)

株価変動: -13.49%
詳細: 米国のエネルギー企業で、石油・ガス関連インフラを手がけています。カリフォルニア州沖のパイプライン再稼働計画を巡り、環境団体が提訴したことで事業リスクが意識され、株価が急落しました。

*過去記事 株価変動

🎧この記事は音声でもお楽しみいただけます。AIホストによる会話形式で、わかりやすく、さらに深く解説しています。ぜひご活用ください👇

最新情報をチェックしよう!