2025年11月28日(金)の米国株式市場は、短縮取引のブラックフライデーでダウは0.6%、S&P500は0.5%、ナスダックは0.7%上昇しました。月間ではダウとS&P500が月末の急伸でプラス転換し、S&P500は7カ月連続の上昇を維持。一方、AI関連を中心としたハイテク株の調整でナスダックは1.5%下落しました。市場は12月の0.25%利下げを87%織り込み、これが年末相場の支えとなっています。
以下は、28日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。
サークル・インターネット・グループ(CRCL)
株価変動: +10.04%
詳細: ステーブルコイン(USDCなど)を発行する暗号資産関連企業です。S&P Global が競合テザーの準備資産を「弱い」と評価したことで買いが入りました。
ゲームストップ(GME)
株価変動: +4.16%
詳細: ゲーム販売大手でミーム株としても知られています。決算期待が株価を押し上げました。
コインベース・グローバル(COIN)
株価変動: +2.96%
詳細: 米国最大級の暗号資産取引所です。ビットコインが9万ドル台を回復し、暗号資産関連株が総じて買われました。
アマゾン・ドット・コム(AMZN)
株価変動: +1.77%
詳細: 世界最大級のEC企業です。ブラックフライデーの需要増加が追い風となりました。
ウォルマート(WMT)
株価変動: +1.29%
詳細: アメリカ大手小売企業で、ブラックフライデー需要が寄与しました。
ストラテジー(MSTR)
株価変動: +0.88%
詳細: ビットコイン保有で知られる企業です。ビットコイン反発が株価の支援材料となりました。
オラクル(ORCL)
株価変動: -1.47%
詳細: AI事業のための追加借入懸念が重荷となり下落しました。
エヌビディア(NVDA)
株価変動: -1.81%
詳細: AI関連株のローテーションや競合関連ニュースにより下落しました。
ティルレイ・ブランズ(TLRY)
株価変動: -21.7%
詳細: 大麻関連企業です。1対10の株式併合を発表し、株価が急落しました。
*過去記事 株価変動