スノーフレーク、パランティアとのAI提携で株価急上昇

データクラウド大手のスノーフレーク(SNOW)は、パランティア・テクノロジーズ(PLTR)とのAI分野での提携を発表し、株価が急上昇しました。この提携により、両社の強みであるデータ分析とAI基盤の融合が実現し、企業や政府機関向けの高度なデータ活用が可能になります。

スノーフレークのAIデータクラウドとパランティアのFoundryが統合

今回の提携では、スノーフレークのAIデータクラウドと、パランティアが提供するFoundryおよび人工知能プラットフォーム(AIP)が統合されます。これにより、企業はより効率的で信頼性の高いデータパイプラインを構築し、データ分析のスピードを大幅に向上させることができます。さらに、AIを活用したアプリケーション開発も容易になり、ビジネスインサイトの創出が加速すると期待されています。

株価は前日比6.3%上昇、年初来で56%高

スノーフレークの株価は、この提携発表を受けて10月16日のプレマーケットで前日比7%高の257.7ドルまで上昇しました。年初来では56%の上昇、過去1年では96%の上昇を記録しています。AI関連企業との連携が市場から高く評価されており、同社の成長ストーリーに新たな弾みがついています。

一方、パランティアの株価も1.2%上昇しました。S&P500先物は0.4%高と、市場全体も堅調な動きを見せています。

データとAIの融合がもたらす新たな可能性

スノーフレークとパランティアの提携は、AI時代のデータ活用の在り方を再定義する動きといえます。データの収集から分析、AIモデルの実装までをワンストップで実現できる環境が整い、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進にも大きく寄与します。AIインフラ需要が急拡大する中で、このような戦略的連携は今後の競争優位を左右する重要な要素となりそうです。

*過去記事はこちら スノーフレーク SNOW


🎧この記事は音声でもお楽しみいただけます。AIホストによる会話形式で、わかりやすく、さらに深く解説しています。ぜひご活用ください👇

最新情報をチェックしよう!