12月23日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

12月23日(月)の米国株式市場は、祝日明けを控えた市場参加者が積極的な取引を行ったことで、株価が総じて上昇しました。以下は、23日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

ホンダ (HMC)

株価変動: +12.73%
詳細:
ホンダは、日本を代表する自動車メーカーであり、二輪車や発電機などの製造でも世界的に知られています。日産自動車との2026年合併計画を発表し、両社の取締役会が正式に協議開始を承認しました。2025年6月には最終合併契約を締結予定で、統合後は共同持株会社を設立する計画です。東京市場でも株価が3.8%上昇しました。

日産自動車 (NSANY)

株価変動: +0.35%
詳細:
日産自動車は、日本の大手自動車メーカーであり、革新的な電気自動車「リーフ」などで知られています。ホンダとの合併計画の報道後、先週から株価は上昇基調が続いており、今後の進展に注目が集まっています。

クアルコム (QCOM)

株価変動: +3.5%
詳細:
クアルコムは、モバイル通信技術と半導体の開発で知られる米国のチップメーカーです。アーム・ホールディングス(ARM)とのライセンス紛争でデラウェア州の陪審がクアルコムの主張を支持しました。ヌビア社関連技術をめぐる訴訟での勝訴により、投資家心理が改善。一方、アームの株価は4%下落しました。
*関連記事「クアルコムが勝訴!アームとの法廷闘争が生んだ業界への影響とは?

ブロードコム (AVGO)

株価変動: +5.5%
詳細:
ブロードコムは、データセンターやネットワーク関連の半導体を提供する米国の大手チップメーカーです。年初来で108%の株価上昇を記録しており、ジェフリーズのアナリストが目標株価を300ドルに引き上げたことがさらなる追い風となりました。

イーライリリー (LLY)

株価変動: +3.7%
詳細:
イーライリリーは、医薬品の開発と販売で知られる米国の製薬会社です。FDAが肥満患者向け減量薬「Zepbound」を承認しました。この薬は成人の閉塞性睡眠時無呼吸症候群の初の処方薬であり、市場の期待を上回る結果をもたらしました。

テスラ (TSLA)

株価変動: +2.27%
詳細:
テスラは、電気自動車と再生可能エネルギーソリューションの開発で知られる米国の企業です。20日に利益確定売りで一時下落するも、年初来で74%の上昇を維持。投資家の関心は引き続き高い状態です。

ランブル (RUM)

株価変動: +81.22%
詳細:
ランブルは、動画配信プラットフォームを提供する企業で、クリエイターに自由な発信の場を提供することを目指しています。同社は、暗号資産企業テザー社からの7億7500万ドルの投資を受けることを発表。成長戦略への資金投入や自社株買いの計画が進められています。
*関連記事「ランブル株が爆上げ!7億ドル投資が引き起こす動画配信市場の変革

ノードストローム (JWN)

株価変動: -1.47%
詳細:
ノードストロームは、高級百貨店チェーンを展開する米国の小売企業です。プライベート化を計画しており、非公開企業となることを発表しました。このニュースが市場に消極的に受け止められ、株価が下落しました。

ウォルマート (WMT)

株価変動: -2.05%
詳細:
ウォルマートは、世界最大規模のスーパーマーケットチェーンを展開する米国の小売企業です。消費者金融保護局による提訴を受け、株価が下落。同社は申し立てを否定し、法廷で争う姿勢を示しています。


*過去記事 株価変動

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