12月19日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

12月19日(木)の米国株式市場は前日の大幅下落から回復し、全体的に上昇しました。
以下は、19日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

マイクロン・テクノロジー (MU)

  • 株価変動: -16.18%
  • 詳細: メモリーチップメーカーであるマイクロン・テクノロジーは、2024年第1四半期の調整後利益がアナリスト予想を上回る結果となりましたが、第2四半期の見通しが弱く株価は大幅下落しました。
    *関連記事「マイクロン株急落!AI成長の追い風で再起なるか?

テスラ (TSLA)

  • 株価変動: -0.90%
  • 詳細: 電気自動車メーカーのテスラは、前日8%下落した後、さらに0.9%下落しました。それでも2024年の年初来で75%の上昇を維持しています。持続可能エネルギーのリーダーとして、同社は今後の需要拡大が期待されています。

レナー (LEN)

  • 株価変動: -5.16%
  • 詳細: 住宅建設業者のレナーは、第4四半期の業績が高金利の影響を受け、株価が下落しました。

クオンタム・コンピューティング(QUBT)

株価変動: -41%
詳細: クオンタム・コンピューティングは、量子コンピュータ技術の研究開発を行う企業で、NASAを含む先進的なプロジェクトで活躍しています。前日に53%急騰した反動で株価が大幅下落しました。年初来の株価上昇率は2700%を超えています。

パランティア・テクノロジーズ (PLTR)

  • 株価変動: +3.78%
  • 詳細: データ解析ソフトウェア企業のパランティア・テクノロジーズは、米国陸軍との新契約発表を受けて株価が上昇しました。この契約は4年間で最大6億1,900万ドルに達する見込みです。また、UBSは「中立」の格付けを与え、目標株価を80ドルに設定しました。
    *関連記事「パランティア株が急上昇!米軍との6億ドル契約とAI技術の未来

アクセンチュア (ACN)

  • 株価変動: +7.06%
  • 詳細: コンサルティングおよびITサービスを提供するアクセンチュアは、第1四半期決算が市場予想を上回り、通期売上高見通しを引き上げました。生成AIが成長の原動力とされ、CEOのジュリー・スペルマン・スウィート氏は「生成AIが四半期の成長を大きく後押しした」と述べました。

ダーデン・レストランツ (DRI)

  • 株価変動: +14.74%
  • 詳細: レストランチェーン運営企業のダーデン・レストランツは、通期売上高見通しを上方修正し、株価が大幅に上昇しました。同店売上高は7.5%増を記録しました。

ラム・ウェストン (LW)

  • 株価変動: -20.1%
  • 詳細: 冷凍ポテト製品を提供するラム・ウェストンは、サプライズ赤字とCEO退任の発表が株価を圧迫しました。同社は業績低迷を背景に新たな経営方針を模索しています。

バーテックス・ファーマシューティカルズ(VRTX)

株価変動: -11.37%
詳細: バーテックス・ファーマシューティカルズは、遺伝性疾患の治療薬を開発するバイオ医薬品企業で、嚢胞性線維症の治療で業界をリードしています。同社の慢性神経痛用非オピオイド系鎮痛剤がプラセボと同程度の効果しか示さなかったため、株価が下落しました。

ワージントン・スチール(WS)

株価変動: -14.4%
詳細: ワージントン・スチールは、金属加工およびスチール製品を手がける企業で、建設、自動車、エネルギー業界向けに製品を提供しています。同社の第2四半期の収益が前年同期比で9%減少したことを発表し、株価が下落しました。


*過去記事 株価変動

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