12月5日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

12月5日(木)の米国株式市場は、このところ連日上昇していたS&P 500とナスダック総合指数が下落、小幅な調整が見られました。以下は、5日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

マイクロストラテジー (MSTR)

株価変動: -4.83%
詳細: ビジネスインテリジェンスおよび分析プラットフォームを提供するマイクロストラテジーは、セッションの早い段階で高値を付けたものの4.8%下落しました。ビットコインが10万ドルを突破する中、利益確定売りや市場調整が影響しました。

コインベース・グローバル (COIN)

株価変動: -3.13%
詳細: 暗号通貨取引所を運営するコインベースは、暗号通貨関連銘柄の調整を受けて3.1%下落しました。ビットコイン価格の高騰が注目されましたが、一部投資家の売りが影響しました。

テスラ (TSLA)

株価変動: +3.2%
詳細: 電気自動車(EV)の設計と製造を手掛けるテスラは、2026年に投入予定のロボットタクシー「サイバーキャブ」の計画を発表し、株価が3.2%上昇しました。同社の自動運転技術への期待が高まりました。

シノプシス (SNPS)

株価変動: -12.37%
詳細: 半導体設計ソフトウェアを提供するシノプシスは、第1四半期の調整後利益がアナリスト予想を下回る見通しを発表し、12%下落しました。特に売上高予想の弱さが失望感を誘いました。

センチネルワン (S)

株価変動: -13%
詳細: AIを活用したサイバーセキュリティソリューションを提供するセンチネルワンは、第3四半期決算で営業費用の増加による赤字拡大を発表し、株価が13%下落しました。売上見通しは市場予想とほぼ一致しました。

エアロバイロンメント (AVAV)

株価変動: -16%
詳細: 無人航空機(ドローン)の設計・製造を行うエアロバイロンメントは、第2四半期の調整後利益が予想を大幅に下回り株価が16%下落しました。通期見通しの下方修正も嫌気されました。

アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ (AEO)

株価変動: -14.26%
詳細: 衣料品やアクセサリーを販売するアメリカン・イーグルは、第3四半期の売上が予想を下回り、第4四半期も弱気な見通しを発表。収益性への懸念から株価は14%下落しました。

シグネット・ジュエラーズ (SIG)

株価変動: -12%
詳細: 宝飾品チェーンを展開するシグネット・ジュエラーズは、第3四半期の売上と利益が市場予測を下回り、株価が12%下落しました。ホリデーシーズンの売上予測も期待を下回りました。

ブラウン・フォアマン (BF.B)

株価変動: +11%
詳細: ジャックダニエルをはじめとするアルコール飲料を製造・販売するブラウン・フォアマンンは、第2四半期の売上が市場予想を上回り、株価が11%上昇しました。

ベリント・システムズ (VRNT)

株価変動: +23%
詳細: 顧客エンゲージメント用ソフトウェアツールを提供するベリント・システムズは、第3四半期の調整後利益と売上が予想を大幅に上回り、株価が23%上昇しました。
*関連記事「株価23%上昇!ベリント・システムズのAI戦略が投資家を惹きつける理由

ファイブ・ビロー (FIVE)

株価変動: +11%
詳細: 低価格の小売商品を販売するファイブ・ビローは、ブラックフライデーの好調な業績を受け、売上予測を上方修正しました。CEO任命のニュースもプラス材料となりました。

アメリカン航空 (AAL)

株価変動: +2%
詳細: 航空輸送サービスを提供するアメリカン航空は、第4四半期の利益予想を上方修正し、株価が2%上昇しました。価格設定の改善やクレジットカード提携拡大が寄与しました。

アプライド・マテリアルズ (AMAT)

株価変動: -5%
詳細: 半導体製造装置を提供するアプライド・マテリアルズは、モルガン・スタンレーによる格下げと目標株価の引き下げを受け、株価が5%下落しました。
*関連記事「アプライド・マテリアルズ株価が急落!モルガン・スタンレーの格下げの理由とは?

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