10月18日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

10月18日(金)の米国株式市場で注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

ネットフリックス (NFLX)

株価変動: +11.09%
詳細: ストリーミング配信サービスを展開するネットフリックスは、2024年第3四半期の売上高を98億3000万ドルと発表し、アナリスト予想の97億7000万ドルを上回りました。同社の有料会員数は2億8270万人に達し、ウォール街予想を上回りました。さらに、第4四半期の売上高見通しも市場の予測を超える内容となり、同社の成長力が引き続き注目されています。この好調な決算を受け、株価は11%上昇しました。
*関連記事「株価急騰のネットフリックス:アナリストが警鐘を鳴らす理由とは?

エヌビディア (NVDA)

株価変動: +0.78%
詳細: GPU(グラフィックスプロセッサ)およびAIチップの製造を手がけるエヌビディアは、AI関連技術の需要が高まる中で投資家の注目を集めています。同社の株価は17日の取引時間中に最高値を更新し、14日には終値ベースで過去最高値を記録しました。AIプロジェクトへの投資増加が続く見通しの中、同社の成長が期待されています。
*関連記事「エヌビディア株、次の成長ステージへ!今後の見通しと注目ポイント

台湾セミコンダクター (TSM)

株価変動: -2.5%
詳細: 世界最大の半導体製造受託企業である台湾セミコンダクター・マニュファクチャリングは、米国政府が中国のファーウェイ・テクノロジーズ向けにチップを製造したことに対する規制違反の疑いで調査を受けています。これを受けて同社の株価は2.5%下落しました。前日にはAI需要による追い風で株価が9.8%上昇していましたが、規制関連のニュースが市場に影響を与えました。

CVSヘルス (CVS)

株価変動: -5.2%
詳細: 米国最大級の薬局チェーンを運営するCVSヘルスは、CEO交代のニュースを発表し、株価が5.2%下落しました。デビッド・ジョイナー氏が新CEOに指名され、カレン・リンチ氏が退任しました。リーダーシップの交代により、企業の戦略がどのように変化するかが注目されています。

アップル (AAPL)

株価変動: +1.2%
詳細: 世界的なテクノロジー企業であるアップルは、最新モデルiPhone 16の中国での販売台数が前年モデルと比べて20%増加したことを発表しました。この販売好調を受け、株価は1.2%上昇しました。アナリストは、AI技術を活用した「スーパーサイクル」による今後のさらなる成長を予測しています。

アメリカン・エキスプレス (AXP)

株価変動: -3.2%
詳細: 大手クレジットカード会社であるアメリカン・エキスプレスは、第3四半期の調整後利益が1株あたり3.49ドルとなり、アナリスト予想を上回りました。しかし、2024年の売上成長率が控えめになるとの発表があり、株価は3.2%下落しました。富裕層消費者の慎重な姿勢が見られることが、同社の業績に影響を与える可能性があります。

プロクター・アンド・ギャンブル (PG)

株価変動: 0%
詳細: 世界的な消費財メーカーであるプロクター・アンド・ギャンブルは、四半期コア利益が1株あたり1.93ドルとなり、アナリスト予想の1.90ドルを上回りましたが、売上高は予想を下回りました。結果として、株価は横ばいで推移しました。

シュランベルジェ (SLB)

株価変動: -4.7%
詳細: 世界的な石油サービス企業であるシュランベルジェは、第3四半期の売上が91.6億ドルとなり、ウォール街の予想を下回りました。この結果、株価は4.7%下落しました。

*過去記事 株価変動

最新情報をチェックしよう!