急成長企業がナスダック100に登場!スーパーマイクロの快進撃

最新のプレスリリースによると、ナスダック100指数(NDX)の構成銘柄に重要な変更が加えられました。ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)に代わり、スーパー・マイクロ・コンピュータ(SMCI)が新たに採用されました。この変更は、7月12日の夕方に発表されたもので、市場でのウォルグリーンの時価総額の急落とスーパーマイクロの株価急騰を反映したものです。

ナスダック100指数とは

ナスダック100指数は、ナスダック総合株価指数の非金融大手100社で構成される株価指数です。現在、この指数の総時価総額は20兆ドルを超え、アメリカ及び世界の経済に大きな影響を与えています。この指数に連動する最大の上場投資信託(ETF)は、インベスコQQQトラストであり、多くの投資家にとって重要な投資対象となっています。

ウォルグリーンの市場価値の急落

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスの時価総額は、今年に入り急激に下落しました。現在、ウォルグリーンの時価総額は約100億ドルで、ナスダック100指数の約0.05%を占めています。これは、同指数の中で最も低い値となっています。ナスダック100指数の構成銘柄として維持するためには、最低でも指数全体の0.1%以上のウェイトを維持する必要があり、これに達しないため今回の除外が決定されました。

スーパーマイクロの急成長

一方、スーパー・マイクロ・コンピュータは今年に入りその株価が3倍に急騰し、時価総額は500億ドルを超えています。これにより、ナスダック100指数への採用が決定しました。スーパーマイクロは、急成長する企業として注目されており、今回の指数採用によりさらなる注目を集めることが予想されます。

過去の指数変更

今回の変更に先立ち、6月にはアーム・ホールディングス(ARM)がシリウスXMホールディングス(SIRI)に代わってナスダック100に採用されました。ナスダック100の最小構成銘柄には、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WDB)、イルミナ(ILMN)、モンゴDB(MDB)などが含まれており、これらの企業も注目されています。

投資家への影響

この指数の変更は、投資家にとって重要な情報となります。ナスダック100に連動するETFであるインベスコQQQトラストを通じて、スーパーマイクロへの間接的な投資が可能となり、多くの投資家が新たな投資機会を模索することになりそうです。

*過去記事はこちら  スーパー・マイクロ・コンピュータ SMCI

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