アップルとの提携でアファームが急上昇!市場が注目するその理由とは?

6月11日の米国市場で決済会社アファーム・ホールディングス(AFRM)の株価が急上昇し、市場で大きな話題となりました。同社の株価は11.2%上昇し、33ドルとなりました。

アップルとの提携で上昇

今回の株価上昇の理由は、アップル(AAPL)との戦略的提携が明らかになったことです。アファームが提出した有価証券報告書によると、アファームの決済製品が今年後半に米国のApple Payユーザーに提供される見込みです。これにより、Apple Payを利用してオンラインまたはアプリ内でのチェックアウト時に、アファームの柔軟な支払いオプションが利用可能となります。

米国みずほ証券の見解

米国みずほ証券のアナリスト、ダン・ドレブ氏はこのニュースに対して非常に楽観的な見方を示しています。同氏は「買い」の格付けと65ドルの目標株価を維持し、「このニュースはAFRMにとって大きなプラスであり、特に過去にアップルがBNPL(buy now, pay later)への参入を発表した際には株価が何度か下落した。我々の見解では、アファームの強力なブランドと洗練された引受技術には、アップルが単独では再現できないような堀がある」と述べました。

アファームの公式コメント

アファームは、今回の発表に対して前向きなコメントを出しています。同社の広報担当者は「これにより、ユーザーは支払い方法の選択肢が増え、Apple Payの手軽さ、利便性、安全性に加え、アファームの特徴である柔軟性、透明性、延滞料や隠れた手数料のないサービスを利用できるようになる」と述べ、詳細は後日発表される予定です。

今後の見通し

この提携は短期的な株価上昇を引き起こしましたが、アファームは提出書類において「この提携が2025会計年度の売上や商品総数量に重大な影響を与えるとは考えていない」とも述べています。これを踏まえ、投資家は長期的な視点で同社の成長を見守る必要があります。

*過去記事はこちら アファーム AFRM

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