スノーフレークの成長への逆風、アナリストが「中立」へ格下げした理由

スノーフレーク(SNOW)の株価は先週、16%下落しました。それは、同社が2024年1月期のガイダンスを3四半期連続で引き下げ、クラウド支出の最適化を求める顧客によって成長が圧迫されたことに起因しています。

大手クラウドベンダーのアマゾン・ウェブ・サービスとマイソフト・アジュールも成長の減速を見せており、顧客のクラウド支出最適化の動き、すなわち、より少ない費用でより多くを得ようとする動きがあると述べています。この現象はクラウド業界全体に影響を及ぼしています。

スノーフレークの最新ガイダンスには、一部の顧客がデータ保持に関するポリシーを変更しているという新たな要素が含まれていました。顧客が5年分ではなく3年分のデータを保存すれば、分析に必要なコンピューティングパワーとストレージのスペースが少なくて済むためです。

この新たな傾向は、エヌビディア(NVDA)が発表した決算で、強い成長イメージを示し、AIとクラウド株が乱高下したにもかかわらず、アマゾン(AMZN)の株価にプレッシャーを与えました。

ウルフリサーチのアナリスト、アレックス・ズーキン氏は5月26日、スノーフレーク株の格付けをアウトパフォームからピアパフォームに引き下げ、厄介な環境や競争の激化など、クラウドプレイヤーにとってリスクが高まっていると指摘しています。同氏は、”拡大傾向や消費傾向の悪化、マクロの悪化”により、2024年に同社の成長率が30%以下に沈む可能性があると懸念しています。

スノーフレークの新しいガイダンスについて”破格に見える”と同氏は指摘しています。消費量が計画を下回ったことや、北米の大口顧客からのブッキングがまだ悪化していないことから、トレンドの悪化はあり得るとし、株式のバリュエーションは依然として高水準であると述べています。

また、25日にはローゼンブラット証券のアナリストであるブレア・アバーナシー氏も、スノーフレークが2023年の残りも様々な成長の逆風に直面すると予想し、格付けを「買い」から「中立」に引き下げました。また、目標株価も188ドルから170ドルに引き下げています。

*過去記事はこちら スノーフレーク SNOW

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