JMP証券が買い推奨を行なったことで、ショッピファイ(SHOP)の株価が4月12日の市場で上昇しています。
アナリストのアンドリュー・ブーン氏は12日、ショッピファイの格付けを「マーケットパフォーム」から「マーケットアウトパフォーム」に引き上げ、目標株価を65ドルとしました。11日の終値から45%の上昇の余地があることを示すものとなっています。
同社のEコマースにおける主導的な役割と、小売業者のオンライン販売への継続的な移行を挙げ、ショッピファイを「Eコマース実現におけるリーダー」とブーン氏は評価し、第三者機関のトラフィックデータは、同社が市場シェアを拡大し続けていることを示していることを指摘しています。
マクロ経済の課題は今年後半の裁量的支出を圧迫するものの、同社は「大企業向けビジネスの牽引役になっている」と同氏は現状を分析し、また、昨年、Eコマースのフルフィルメント会社であるDeliverrを買収したことで、ショッピファイが経費を最適化できる可能性があると見ています。
ショッピファイの株価は12日の昼過ぎの段階で5%あまり上昇して47ドル近辺で取引されています。
*過去記事はこちら ショッピファイ SHOP