クラウドベースのアプリケーションのための監視およびセキュリティソフトウェアのプロバイダーであるデータドッグ(DDOG)が2月16日の市場が始まる前に第4四半期決算を発表しました。
第4四半期の売上高は4億6940万ドル、調整後の1株当たり利益は 26セントでした。ファクトセット調べのアナリストのコンセンサス予想は売上高4億5020万ドルと調整後の1株当たり利益19セントとなっており、いずれもこれを大きく上回る結果となりました。
しかし、2023年第1四半期については、売上高は4億6600万〜4億7000万ドル、調整後の1株当たり利益は22〜24セントの見込みと発表しました。コンセンサス予想は売上高4億8400万ドルで調整後の1株当たり利益24セントとなっていたため、こちらは予想を下回る数字となりました。
2023年通年では、売上高を20億7000万ドル〜20億9000万ドル、調整後1株当たり利益を1.02ドル〜1.09ドルとの見込みを示しました。コンセンサス予想は売上高21億9000万ドルで調整後の1株利益1.12ドルとなっており、こちらもそれを大きく下回っています。
予想を下回るガイダンスを示したことで、株価は16日の市場が開く前の時間外取引では9.5%安と大きく下落しましたが、通常取引が始まると下げ幅が縮まり、昼過ぎの段階では3〜4%安で取引されています。
RBCキャピタル・マーケッツのアナリストは、年間24%の売上成長を意味するこのガイダンスは保守的に見えると述べています。データドッグは非常に保守的なガイダンスを示す会社として知られています。
*過去記事はこちら データドッグ DDOG