ショッピファイ 売上成長率の見込みが予想に届かず急落

ショッピファイ(SHOP)は2月15日の米国市場終了後に第4四半期決算を発表しました。業績は好調でしたが、売上の伸びが鈍化するという予想が時間外取引で株価に打撃を与えています。

第4四半期は、売上高が17億3000万ドル、1株当たり49セントの赤字となり、前年同期の13億8000万ドルを上回りました。株式ベースの報酬、投資利益、その他のコストを調整した後の利益は1株当たり7セントで、前年同期の調整後利益14セントを下回りました。

ファクトセット調べのアナリストのコンセンサス予想は、売上高16億5000万ドルに対して1株当たり1セントの調整後損失となっており、いずれもこれを上回っています。

ショッピファイは利益指標や通期の見通しは示しておらず、第1四半期に「10%台後半」の売上成長率を見込んでいると幹部がコメントしただけでした。ただ、アナリストのコンセンサス予想は第1四半期の売上高は14億8000万ドルとなっており、これは23%以上の売上成長率となることから、幹部のコメントはこれを大きく下回ることになります。

ショッピファイの株価は2月15日の通常取引では6.55%高の53.39ドルと大きく上昇しましたが、決算発表後の時間外取引では9.25%安の48.45ドル(米国東部時間5:42PM)と急落しており、日中に上がった分を吐き出した形になっています。

*過去記事はこちら ショッピファイ SHOP

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