アルファベット 売上の伸びが鈍化し業績が下ぶれ

アルファベット(GOOGL)は2月2日のマーケット終了後に第4四半期決算を発表しました。

第4四半期の売上高は760億5000万ドル。1株当たり利益は1.05ドルでした。アナリストのコンセンサス予想は、売上高761億8000万ドル、1株当たり利益1.18ドルで、いずれも下回る結果となりました。

売上の伸びは当四半期中にわずか1%、恒常為替レートベースでは7%に鈍化しました。Google検索&その他カテゴリの売上は1.6%減の426億ドル、YouTube広告の収益は7.8%減の79億6000万ドルでした。グーグルネットワークの売上は8.9%減の84億8000万ドル。Google Cloudの売上高は32%増の73億2000万ドルでした。

「このような状況下において、当社は、長期的かつ収益性の高い成長を実現するための最優先課題への投資を支援するため、コスト構造のあらゆる側面を改善するための重要な取り組みを進めています」と、最高財務責任者のルース・ポラット氏は決算発表の中で述べています。

同社は、1月に実施した12,000人規模のレイオフにより、第1四半期中に19億ドルから23億ドルの退職金および関連費用が発生すると発表しました。また、オフィススペースの削減も進めており、第1四半期に約5億ドルの退出費用が発生する可能性があります。

GOOGLの株価は2月2日の終値が7.28%高の107.74ドルと大きく上昇しましたが、決算発表後の時間外取引では4.6%安の103ドル前後で取引されています。

*過去記事はこちら アルファベット GOOGL

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