ペイパル 業績が予想を上回るも株価は時間外で下落

ペイパル・ホールディングス(PYPL)は11月3日、第3四半期決算を発表しました。

第3四半期の売上は68億5000万ドルで1株当たり1.15ドルの利益。調整後ベースでは、1株当たり1.08ドルの利益でした。

この数字は、ファクトセットが調査したアナリストのコンセンサス予想を大きく上回るもので、アナリストは売上高68億ドルで1株当たり63セントの利益。調整後ベースで1株当たり96セントの利益と予想していました。

第3四半期決算を受け、ペイパルは2022年通年の1株当たり利益ガイダンスを16セント引き上げ、4.07ドル〜4.09ドルの範囲としました。2023年の非GAAPベースの1株当たり利益は15%の伸びを見込んでいます。

同社は、アクティブなアカウントあたりのトランザクションが過去12ヶ月間で13%増の50.1となり、エンゲージメントの向上を認識しています。ペイパルは第3四半期に290万件の新規有効アカウントを追加し、合計4億3200万件となりました。アナリストのコンセンサス予想では、アクティブアカウントは4億3290万件とされていました。

今年に入ってペイパルは、あまり活発でない顧客の獲得や維持よりも、既存ユーザーのエンゲージメントを高めることに重点を置くようになっています。CEOのダン・シュルマン氏は、同社のデジタルウォレットがエンゲージメント傾向の改善に役立ったと説明し、ペイパルはアプリを使用する人と使用しない人の間で2倍のエンゲージメントレベルの差を確認していると述べています。

経営陣は3日の投資家向けプレゼンテーションで、2023年の予想について初めて言及しました。少なくとも15%の調整後EPS成長率と、少なくとも100ベーシスポイントの営業利益率の拡大を目標としているとのことです。シュルマン氏は、この目標範囲でのEPS成長により、ペイパルはS&P500構成企業の中で上位4分の1に入ることになると述べています。

業績が予想を上回り、経営再建も確実に行われていることがわかった決算発表だったにもかかわらず株価は3日のアフターマーケットで9%下落して取引されています。

*過去記事はこちら ペイパル PYPL

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