アリスタネットワークス 売上高と収益が予想を上回る決算を発表

ネットワーク・ハードウェア企業のアリスタネットワークス(ANET)が10月31日に第3四半期決算を発表しました。

9月期の売上高は11億7700万ドルで、前年同期比57%増、第2四半期比12%増となり、ガイダンスの10億2500万ドル〜10億750万ドルの範囲と、アナリストのコンセンサス予想の10億5000万ドルを共に上回りました。

調整後ベースの利益は3億9,190万ドル、1株当たり1.25ドルとなり、1.04ドルのコンセンサス予想を大きく上回りました。一般に認められた会計基準では、3億5,400万ドル(1株当たり1.13ドル)の利益となっています。

調整後ベースの売上総利益率は61.2%で、同社の目標である60%~62%の範囲内でしたが、第2四半期の61.9%、1年前の64.9%からは若干低下しています。非GAAPベースの営業利益率は41.8%で、第2四半期の40.4%および1年前の39.2%から上昇しました。

第4四半期の見通しは、売上高は11億7500万ドル〜12億ドルで、コンセンサス予想である10億9000万ドルを大幅に上回ると見ています。非GAAPベースの売上総利益率は60%~62%、非GAAPベースの営業利益率は40%と予想しています。

先週10月26日にメタ・プラットフォームズ(META)が2023年に向けた積極的な設備投資計画を発表し、アリスタがこのメタの支出拡大の受益者になるとの見方からアリスタの株価は大きく上がっていました。この上昇で今後の業績は織り込み済みということか、好決算だったにも関わらず株価は反応せず31日の時間外取引で小幅に下落しています。

*過去記事「アリスタ 好調なクラウド需要で業績が予想を上回る

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