テラドック 予想を上回る決算発表で10%上昇

遠隔医療サービスを提供するテラドック・ヘルス(TDOC)は10月26日、第3四半期決算を発表しました。

売上高は6億1140万ドルでアナリストのコンセンサス予想6億900万ドルを上回りました。7350万ドル(1株当たり45セント)の純損失を計上しましたが、アナリストは、一般会計原則(GAAP)ベースで1株当たり57セントの損失を予想しており、損失額は減っています。

調整後Ebitdaは5120万ドルで、こちらもアナリスト予想の4,000万ドルを上回っています。

テラドックCEOのジェイソン・ゴレビッチ氏は声明の中で、「当四半期は、市場が統合された仮想およびデジタルヘルスソリューションに向かって進化する中、当社のホールパーソン・ケア戦略に対して引き続き進展があった」と述べています。

第4四半期について、テラドックは、売上高を6億2500万ドル〜6億4000万ドル、調整後Ebitdaを8800万ドル〜9800万ドルと予想しています。ファクトセット調べのアナリストのコンセンサス予想は、それぞれ6億3600万ドル、9400万ドルでした。

テラドックの株価は今年苦戦しており、これまで約70%下落しています。同社は今年の第1、第2四半期で90億ドル以上ののれん代減損損失を計上していました。

予想を上回る決算を発表したことを受け、テラドックの株価は10月26日のアフターマーケットで10.85%高の29.64ドルと大きく上昇しています。

*過去記事はこちら テラドック TDOC

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