アマゾン 決算発表を前にアナリストが買い推奨

アマゾン(AMZN)の株価が今週に入り好調です。10月18日もアナリストによるポジティブなコメントを受け、2.3%高となりました。

バークレイズのアナリスト、ロス・サンドラー氏は、10月27日に予定されている決算発表を前に、アマゾン株は買いだと考えています。バンク・オブ・アメリカやネットフリックスの好業績で、決算シーズンは堅調な滑り出しを見せていますが、同氏は、アマゾンの決算発表でも同様のことが起こると考えています。

サンドラー氏は、アマゾンの北米小売売上高がウォール街の予想を上回ると予想しているほか、中国でのコロナ関連のロックダウンやヨーロッパでの紛争による困難はあるものの、アマゾンの国際小売事業が比較的堅調に推移すると予想しています。

さらに、同社のクラウドコンピューティング部門であるアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の成長鈍化に対する投資家の懸念は、行き過ぎたものだと同氏は考えています。AWSは10月17日にアジアにおけるクラウドインフラネットワークを強化する計画を発表しており、同地域における長期的な成長戦略の一環として、50億ドル以上を投じてタイにデータセンターやその他の技術拠点を建設する予定です。

さらにサンドラー氏は、アマゾンの売上と利益の動向は、今後数四半期の間、他のメガキャップのテクノロジー企業よりも有利になる可能性があると考えています。その間、株価は72%上昇し、1株あたり200ドルに達すると同氏は予想しています。

*過去記事はこちら アマゾン AMZN

最新情報をチェックしよう!