BofA証券のアナリスト、ワムシ・モハン氏は10月10日、パンデミック時に売上が急増した反動で、iPadの今年と来年の売上が減少する可能性があると述べています。
BofA証券の分析によると、2020年から2022年にかけて、約4180万台のiPadが過剰に販売されたそうです。一部は新規需要によるものだったものの、大半は顧客が自宅で仕事をしたり授業を受けたりするため、端末の買い替えが早くなったためだと同氏は分析しています。
同氏はまた、顧客がインフレに対処するため、iPadの平均販売価格が低下する可能性があると述べています。低価格帯のiPadの販売比率が高まるため、2023年の平均販売価格が下がると予想しています。
アップルの第3四半期の売上高は合計で830億ドルでしたが、iPadの売上高はそのうち72億ドルを占めていました。
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