アマゾンとウーバーをJ.P.モルガンが推奨

J.P.モルガンのアナリストがアマゾン(AMZN)とウーバー(UBER)をインターネットセクターで最もおすすめの銘柄、トップピックとして推奨しています。

J.P.モルガンの株式調査チームは両銘柄をともに「オーバーウェイト」に格付けしています。このセクターの他の銘柄では、アルファベット(GOOGL)を同じく「オーバーウェイト」と評価、メタ(META)とネットフリックス(NFLX)を「ニュートラル」、スナップ (SNAP))とピンタレスト (PINS))は「アンダーウェイト」としています。

J.P.モルガンのアナリストは、アマゾンがインターネットセクターにおいて同チームが推奨するベスト銘柄であり続けるとし、対前年で売上が大きく増えること、マージンの拡大、設備投資の緩和が、2023年に「著しいフリーキャッシュフローのインフレクション(変曲点)」を生み出すことになると予想しています。

アマゾンについてはその小売事業に対する警戒感が投資家の間で高まっていますが、「我々は、プライムが正常に戻るにつれて、より高い在庫水準とより速い配送スピードが重要なドライバーになる」とJ.P. モルガンは考えており、「アマゾンは、上半期に比べ運賃や燃料費の低下から恩恵を受け、物理的スペースに制約のあるオムニチャネルの小売業者よりも有利な立場にある」とも述べています。

また、為替レート、特にドル高が成長と収益性に重くのしかかるものの、同社のAWS(Amazon Web Services)事業は、製品コストは現地通貨建て、売上は主に米ドル建てになっており、他の事業よりもヘッジが効いていることをJ.P.モルガンのアナリストは指摘しています。

ウーバーについては、「2024年の目標に向け、今年15億ドルのEBITDAを達成するために、継続的な乗車率の回復とより高い営業規律が求められており、我々の次のお気に入り銘柄だ」とアナリストは述べています。

*過去記事はこちら アマゾン AMZN

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