買収のターゲットになりそうな3つの半導体株

  • 2022年9月16日
  • 2022年9月16日
  • BS余話

サスケハナのアナリスト、クリストファー・ローランド氏は9月15日、いくつかの半導体株が魅力的な買収のターゲットになるかもしれないほど安くなってきていると述べています。

今年は半導体株にとって荒れた年になっています。ICE半導体指数のパフォーマンスに連動するiShares半導体(SOXX)上場投資信託は、コンピューターや携帯電話の需要が低迷しているため、今年に入り34%下落しています。

しかし、株価の下落は悪いことばかりではなく、バリュエーションが下がることで、大企業が中小企業を買収し、収益を上げることができるようになるとローランド氏は見ています。

同氏はそうした買収の対象となる候補として、ノールズ(KN)、シーラス・ロジック(CRUS)、クォルボ(QRVO)の3つの銘柄をあげています。

ノールズについては、プライベート・エクイティが同社のオーディオとマイクロフォン事業に関心を持つかもしれないとローランド氏は考えています。

シーラス・ロジックについては、アップル(AAPL)がiPhone用チップの内製化を進めれば、魅力的な存在になる可能性があると分析しています。

クォルボに関しては、そのワイヤレスチップ事業が、競合する半導体メーカーに大きな財務的シナジーとコスト削減の可能性をもたらすかもしれないと見ています。

ローランド氏によれば半導体業界は過去10年間、年平均10%から15%統合されてきたそうですが、2021年には9%、今年はわずかに4%と減速しているそうで、「伸びきったバリュエーション」がM&Aの阻害要因になっている可能性が高いと分析しています。

同氏によれば、サスケハナは2018年にも今回と同様に買収候補銘柄4つをピックアップしましたが、そのうち3つが後に買収されたということです。

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