ロク 長期的な利益率の上昇を予測して買い推奨

D.A.デビッドソンのアナリスト、トム・フォルテ氏が、今年に入って大きく下落しているロク(ROKU)について魅力的だと考えていると述べています。

ロクは先月、期待はずれの第2四半期決算を発表し、今期のガイダンスもウォール街の予想を下回るものとなりました。同社の経営陣は、マクロ経済環境の悪化によるテレビ広告支出の鈍化を原因としています。「ロク 広告収入の大幅な減少で第2四半期決算が予想を下回り暴落

フォルテ氏は8月29日付けのメモで長期的には利益率が上昇すると予測して「買い」の格付けを据え置くとともに、目標株価130ドルを再度提示しました。この数字は現在の株価から90%以上の上昇の余地があることを示しています。

経済がより厳しくなり、評価倍率が下がっていることを認めながらも、視聴者がこれまでの地上波からインターネットに接続されたコネクテッドTVへ視聴対象を変える流れは依然として強い旨を同氏は述べています。

ロクはビデオストリーミングのハードウェアを販売し、テレビメーカーにオペレーティングシステムのライセンスを供与しており、これにより消費者はインターネット経由でストリーミングされたコンテンツを視聴することができるようになります。

フォルテ氏は、ロクが最終的に調整後EBITDA利益率を、昨年の17%から25%にできると推定しています。同氏は、他のストリーミングサービスで視聴可能な番組を補完するロクのコンテンツ戦略について楽観的な見方をしています。また、同社のテレビ用OSは消費者にとって「使いやすい」ため、市場シェアを維持できると確信しているとのことです。

*過去記事はこちら ロク ROKU

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