スナップ 予想を下回る決算を発表し27%の暴落

  • 2022年7月22日
  • 2022年7月22日
  • BS余話

スナップチャットの親会社スナップ(SNAP)は7月21日、第2四半期決算を発表しました。

売上高は前年同期比13%増の11億1000万ドル、1株当たり26セントの損失を計上しました。アナリストの予想は、売上高11億4,000万ドルで1株あたり22セントの損失となっていました。

調整後の利払い、税金、減価償却前利益は720万ドルで、440万ドルの損失というアナリスト予想を上回りました。

同社は投資家向け書簡で、「コミュニティの継続的な成長により、当社のビジネスには長期的な機会が増えているが、第2四半期の決算は当社の野心の規模を反映していない」とし「現在逆風に直面しているが、我々は提供している結果に満足していない」と述べています。

投資家は、経済の弱体化がソーシャルメディアプラットフォームであるスナップチャットの広告にどれだけ悪い影響を与えているかを注視していましたが、予想を下回る決算を発表したことを受け、株価は7月21日のアフターマーケットで26.79%減の11.97ドルと暴落しています。

その影響は他のデジタル広告関連銘柄にも広がり、メタ・プラットフォームズ(META)が4.68%減、アルファベット(GOOG)が2.57%減、トレードデスク(TTD)が6.55%減、ピンタレスト(PINS)が6.45%減などとなっており、いずれも時間外取引で大きく下落しています。

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