テスラ アナリストの推奨で3連騰へ

テスラ(TSLA)に対して最近の下落は魅力的なエントリーポイントであるとアナリストが述べました。

テスラ株は、今月38%下落した後、5月25日は4.9%、26日は7.4%上昇しました。27日の午前中の取引では、さらに6.37%上昇し、752.79ドルで取引されています。

クレディ・スイスのアナリスト、ダン・レビー氏は27日、テスラに対する強気なスタンスを繰り返しました。しかも、最近の株価下落にもかかわらず、目標株価を引き下げませんでした。

レポートの中で、テスラ株の最近の下落は魅力的なエントリーポイントであると同氏は述べています。上海におけるコロナ対策のためのロックダウンによる生産問題が長期的な問題だとは考えていないようです。同氏は、「買い」の評価と目標株価1,125ドルを維持しました。

テスラ株のアナリストの平均目標株価は5月初めの1000ドルから942ドル程度まで下がっています。複数のアナリストが目標株価を引き下げたのは、上海の状況に加え、全体的な経済環境も考慮したためです。

テスラ株は、ゼネラルモーターズ(GM)、フォードモーター(F)らと共に、平均で年間約35%下落しています。投資家は、金利とインフレの上昇により、コストが上昇する一方で販売が鈍化することを懸念していると思われます。

また、同株はイーロン・マスクCEOのツイッター(TWTR)買収の可能性にも影響を受けています。同氏は買収資金を調達するためにテスラ株を売却し、当初は買収資金の一部をテスラ株を担保に負債を調達する予定でした。

5月24日、マスク氏は信用貸付のコミットメントを期限切れにすることを許可しました。同氏はおそらく、取引が実現した場合、ツイッターを購入するために質権付き株式を使用することはないと見られています。そのため、投資家が警戒しているテスラ株の大量売却のリスクは軽減されたと考えられます。このコミットメントの期限切れは、ここ数日でテスラ株を約13%上昇させた要因の一つです。

*過去記事はこちら テスラ TSLA

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