アップスタート・ホールディングス(UPST)は5月9日の市場終了後に第1四半期決算を発表しました。
第1四半期の純利益は3,270万ドル(1株当たり34セント)で、前年同期の1,010万ドル(1株当たり11セント)と比べて増加。株式報酬とその他の費用を調整した後では、1株当たり61ドルの利益を上げ、前年の1株当たり22セントを上回り、1株当たり53セントのアナリストのコンセンサス予想も上回りました。
売上は前年同期の1億2,100万ドルから3億1,000万ドルに急増し、こちらもコンセンサス予想の3億ドルも上回りました。手数料収入で3億,1400万ドルを計上し、前年同期比170%増、コンセンサス予想は2億8,700万ドルでした。
第2四半期については、アナリストが3億3,500万ドルと予想していたのに対し、アップスタートは2億9,500万ドルから3億500万ドルの売上を見込んでいます。
同社は通期の見通しも下方修正し、売上高はおよそ12億5,000万ドルになると予想しました。前回の決算発表時には約14億ドルの売上を見込んでいました。
「今年は経済的に厳しい年になりそうだが、われわれはその道筋を心得ており、2022年以降にどんなことがあっても乗り切れると確信している」と、CEOのデイブ・ジルーアード氏は声明で述べています。
この決算発表を受け株価は9日のアフターマーケットで40%近く暴落しています。
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