手作りのユニークな商品を販売するエッツィ(ETSY)は2月24日に第4四半期の決算を発表しました。
第4四半期の商品売上高は42億ドルとなり、アナリスト予想の40億7000万ドルを上回り、前年同期比16%増となりました。
第4四半期の純利益は、前年同期の1億4,850万ドル(1株当たり1.08ドル)に対し、1億6,160万ドル(1株当たり1.11ドル)でした。法人税等、株式報酬、その他の費用を考慮した調整後EBITDAは、前年同期の1億 9,200万ドルに対し、2億1,880万ドルとなり、過去最高を記録。売上高は、前年同期の6億1,740万ドルから7億1,720万ドルに増加しました。
ファクトセットがまとめたアナリストの予想では、売上高6億8,540万ドルに対し、1株当たり77セントの利益を見込んでおり、いずれも大きく上回っています。
エッツィの通年の純利益は、前年の3億4,930万ドル(1株当たり2.69ドル)に対し、4億9,350万ドル(同3.40ドル)となっています。売上高は、2020年の17億3,000万ドルに対し、23億3,000万ドルに増加しました。アナリストは、売上高23億ドルに対して1株当たり3.05ドルの通期利益を予想していましたが、いずれも上回っています。
エッツィの最高経営責任者ジョシュ・シルバーマン氏は声明の中で、同社が引き続き「消費者にとってのトップオブマインド」であり、「エッツィの2020年のアクティブバイヤーの半分以上、新規バイヤーの37%が2021年に購入をするために戻ってきた」と述べています。
同社の株価は、24日の通常セッションで10%上昇した後、時間外で18%急騰しています。同社株は今年に入ってから42.6%下落していました。
*過去記事はこちら「エッツィ ETSY」