割高なスノーフレークにあえての「買い」推奨

金利が上昇する中、企業向けソフトウェア株の低迷が続いていますが、そんな中、少数の勇敢なアナリストがバーゲンハンティングを始めています。

ループ・キャピタルのアナリストであるMark Schappel氏もそんなアナリストのひとりで、ソフトウェア株の中でも最も価格が高く、急成長している銘柄の1つである、クラウドベースのデータ分析ソフトウェアと統合を行うスノーフレーク(SNOW)を取り上げています。

Schappel氏は1月25日、スノーフレークの格付けを「ホールド」から「買い」に引き上げ、目標株価を370ドルに設定し、33%のリターンが期待できるとしました。

同アナリストは、企業のテクノロジー関連支出のファンダメンタルズは引き続き堅調であり、最近の売り越しは基本的な支出トレンドとは「無関係」であると主張しています。そのため、今回の下落は長続きしない可能性があると考えています。

「もしそうであれば、今後数四半期の下降リスクに比べてバリュエーションがより魅力的な銘柄を、今こそ再評価するべきだと考えている」と同氏は書いています。

Schappel氏は、同氏が以前スノーフレークに対してより慎重なスタンスを取っていたのは、単にバリュエーションのためだったとしています。

しかし、現在のように市場にストレスがかかる時期には、投資家は、競争が少なく、チャンスにめぐまれ、バランスシートがしっかりしている、その事業分野をリードする企業に注目すべきだと考えています。そのような考えから、今回のアップグレードに至ったそうです。

同氏は、スノーフレークが現在経験している52週前の高値から33%下落しているような急激な売り越しであっても、2023年1月期の推定売上高の約25倍という株価は決して安くはないと認めています。

しかし、「優良企業が割安で購入できることはほとんどない」というのが同氏の見解であり、大きく下落した現在の株価は魅力的なエントリーポイントと判断しています。

同氏は、スノーフレークがクラウド・データ・ウェアハウスの「良好な長期的トレンド」から恩恵を受けており、強力な競争力を持っていると指摘し、「このようなダイナミクスに触れたい投資家にとっては、今回の下落をエンタープライズ・ソフトウェア部門の急成長分野の一つに関わるための買い場とすることができるだろう」と述べています。

このような強気の評価にもかかわらず、スノーフレークの株価は25日に5%下落し、263.43ドルとなっています。

*過去記事はこちら スノーフレーク SNOW

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