金融テクノロジー企業であるソーファイ・テクノロジーズ(SOFI)は銀行持株会社になるための規制上の認可を受け、1月19日のプレマーケットで株価が急騰しています。
ソーファイは、ゴールデン・パシフィック・バンコープの買収計画について、通貨監督庁および連邦準備制度理事会の承認を得ました。ソーファイは、この買収が2月中に完了する見込みであると述べています。
同社は昨年、ゴールデン・パシフィック・バンコープとその子会社ゴールデン・パシフィック・バンクを買収する最終合意を発表していました。
1月19日のプレマーケットで株価は18%上昇し、14.24ドルで取引されています(米国東部時間6:08AM)。
ソーファイの最高経営責任者であるアンソニー・ノト氏は、「今回の画期的な出来事は、より多くの人々がお金を正しく管理し、夢を実現できるよう支援する当社の能力を高めるものです。国立銀行の認可を得たことで、これまで以上に競争力のある金利での融資が可能となり、会員の皆様に高利回りの当座預金を提供できるだけでなく、金融商品やサービスの向上にもつながります」と述べています。
ソーファイは当初、学生ローンの借り換えを中心に事業を展開していましたが、現在では他の金融サービス商品にも拡大しています。ソーファイは、チャマス・パリハピティヤが設立した特別目的買収会社(Social Capital Hedosophia Holdings V)と合併し、6月1日に上場しました。
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