ロク 2022年に巻き返しが期待できるストリーミングのトップ銘柄

ネットフリックス(NFLX)は間違いなく、インターネットを介して最高品質のコンテンツを視聴者に直接提供するストリーミング・エンターテインメントの先駆者です。現在の時価総額は2,700億ドルに迫り、会員数は2億1,400万人に達しています。このモンスター級の成功にあやかろうと、ライバル企業は顧客獲得のために独自のサービス展開して追い上げに懸命です。

ロク(ROKU)が魅力的な銘柄であるのは、そんなストリーミング業界において独自の立ち位置を持っているからです。

ロクのビジネスモデルが特に魅力的なのは、ネットフリックス、ウォルト・ディズニーのDisney+、AT&TのHBO Max、Amazon Prime Videoなど、どのストリーミングサービスが最も多くの加入者を獲得したとしても、ロクが利益を得られるからです。なぜなら、これらのサービスはいずれもロクを視聴者へのゲートウェイとして利用しており、ロクはユーザー数を増やすとともに、広告収入や各種手数料を得ることができるからです。

ケーブルテレビからストリーミングへ移行する消費者が増えれば増えるほど、ロクはさらに利益を得ることができます。

2021年には、米国の27%の世帯がケーブルテレビの契約を解除すると言われていますが、この傾向はパンデミックで加速しました。ロクは、1日平均3時間半視聴する5,640万人のアクティブアカウントを含む、ストリーミングプレーヤー企業の中で37%という米国内のトップシェアを持ち、業界内で有利な立場にあります。

このようにユーザー数が増加していることから、ロクはコネクテッドTVの広告機能においても非常に効果的なツールとなっています。ウォルマートから小規模なeコマースまで、あらゆる規模の企業がロクの広告プラットフォームであるOneViewを利用して、ターゲットを絞ったマーケティングキャンペーンを実施しています。

7月以降、株価は急落していますが、これらの好材料を持つロクに、ストリーミング分野での投資価値があることは明らかです。

ロクは直近の四半期において、売上の86%をビデオストリーミング・プラットフォームから得ており、その割合はハードウェアの売上と比較して年々増加しています。このプラットフォーム事業では、利益率の高い利用料や広告料が発生し、これがロクのビジネスモデルの基本となっています。

通常、ロクはプラットフォーム上の広告収入の30%を取り、残りの70%は、ロクと契約している広告付きビデオ・オン・デマンド(AVOD)サービスに支払われます。しかし、「The Roku Channel」は同社が所有しているため、このデジタル「不動産」での広告売上を100%確保することができます。

第3四半期中、ロクは自社チャンネルに23本の「ロク・オリジナル」タイトルを追加し、今後2年間で50本の新番組を導入する予定です。また、視聴者は、200以上の従来のケーブルテレビチャンネルや、200以上のパートナー企業のライセンスコンテンツを視聴することができ、これらはすべて無料です。

その結果、The Roku Channelのストリーミング時間は過去1年間で2倍になり、その人気の高まりは止められないフライホイール効果を生み出しています。

コンテンツが充実していれば、The Roku Channelの視聴者数も増えるため、多くの視聴者にリーチしたいマーケターにとっては、このチャンネルへの広告掲載が魅力的になります。この広告収入はすべてロクのものなので、ロクはより多くのコンテンツに再投資し、より多くの視聴者を惹きつけるための資金を得ることができます。そして、このサイクルはさらに続きます。

創業者兼CEOのアンソニー・ウッド氏は、第3四半期の決算説明会で次のようにコメントしています。「『Roku Channel』は、当社にとって非常に重要な資産となっています。第3四半期のユーザー1人当たりの平均売上高が前年同期比49%増の40.10ドルに急増したのも当然のことです。」

ロクチャンネルは、今年になって本格的な勢いを増しており、会社全体にとって大きな競争力になっています。株価はこの52週の最高値である490.76ドルから233.52ドルと5割以上も下落していますが、ストリーミングのトップ銘柄として2022年に大きく花開くことが十分に期待できます。

*過去記事はこちら ロク ROKU

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