クラウドベースのデータサービスで急成長しているスノーフレーク(SNOW)が、予想を上回る四半期決算を発表したことで、時間外で株価が急騰しています。
12月1日の通常取引では前日比8.57%減と大きく下落しましたが、マーケット終了後に四半期決算が発表されると時間外で急騰、1日の終値を13.83%上回る354ドルで取引されています(米国東部時間6:57PM)。
10月31日に終了した第3四半期の業績は、売上高が110%増の3億3,440万ドルとなり、3億560万ドルと予想されていた業界のコンセンサスを大きく上回りました。
製品売上高は、110%増の3億1,250万ドルで、同社のガイダンスレンジである2億8,000万ドルから2億8,500万ドルを大きく上回りました。
調整後のフリーキャッシュフローは21.5百万ドル、フリーキャッシュフローは9.5百万ドルでした。営業利益率は3%で、ガイダンスの目標値である-7%を上回りました。
残存履行義務(RPO)は、94%増の18億ドルとなりました。リピート率の指標である純売上維持率は173%でした。現在、同社の総顧客数は5,416社で、そのうち148社は12ヵ月後の製品売上高が100万ドルを超えています。これは、前四半期の顧客総数4,990社、売上高100万ドル以上の顧客数116社から増加しています。
第4四半期の製品売上高は、前年同期比94%から96%増の3億4,500万ドルから3億5,000万ドルを見込んでいます。1月期の売上高は11億2,600万ドルから11億3,100万ドルと、前年同期比103%から104%に増加し、営業利益率はマイナス4%、調整後のフリーキャッシュフローマージンは8%となる見込みです。
「スノーフレークは、第3四半期にモメンタムが加速した」と、CEOのFrank Slootman氏は声明で述べています。同氏は、製品売上高が前年同期比で、欧州・中東・アフリカ地域で174%、アジア太平洋・日本地域で219%増加したことを明らかにしています。