テスラ 海外の証券会社が目標株価を約1500ドルに引上げ

いまやテスラ(TSLA)は世界中から注目されています。最近、海外の証券会社が相次いで同社の目標株価引上げを発表しました。

11月26日、中国証券のアナリストであるZhu Ye氏は、テスラのカバレッジを開始し、「買い」のレーティングと1,485ドルの目標価格を設定しました。これにほぼ同調したのが、韓国の未来証券のアナリスト、Park Yeon-Ju氏です。Yeon-Ju氏は、11月29日、目標価格を937ドルから1466ドルに引き上げました。同氏は株式を「買い」と評価しています。

テスラの株価は11月29日の昼間の取引で4.6%上昇しています。新たな評価もさることながら、テスラのドイツ工場が12月に生産を開始するというニュースも後押ししています。

新しい目標価格はいずれも、ジェフリーズ社のアナリスト、フィルペ・フーチョイス氏の旧来の最高値である1株1,400ドルを上回っています。

目標株価を引き上げた2人のアナリストは調査レポートを発表していないため、なぜこの価格でテスラを評価しているかは明らかになっていません。ブルームバーグによると、Ye氏は北京に勤務しており、主にEVおよびEVバッテリー素材の銘柄をカバーしているそうで、Yeon-Ju氏は韓国に勤務し、韓国の自動車セクター、そしてテスラをカバーしているそうです。

現在、約45人のアナリストがテスラの株式をカバーしていますが、興味深いのその構成です。少なくとも5人のアナリストがアジア在住で、ヨーロッパにも数人います。少なくとも5人は、主に技術や再生可能技術のアナリストです。また、この株をカバーしているアナリストのうち数人は、多くの業界をカバーするジェネラリストです。そして、残りが伝統的な自動車のアナリストとなっています。

一方、ゼネラルモーターズ(GM)は約25人のアナリストがカバーしており、その大部分は米国を拠点とする自動車アナリストです。

テスラの株価は現在、約22件の「買い」評価と13件の「売り」評価を受けています。「買い」の約半分は、非伝統的な、あるいは米国以外の自動車アナリストによるものです。つまり、技術系のアナリストや、新車販売台数に占める電気自動車の普及率が高い米国以外の地域のアナリストに、テスラは相対的に人気があるということになります。

中国では、新車販売台数に占めるEVの普及率が10月に約20%に達しました。一方、米国でのEV普及率は約3%です。

アナリストがテスラ株につけている13件の「売り」評価は、技術系アナリスト、自動車系アナリスト、ジェネラリスト、再生可能エネルギー系アナリストなど、あらゆるタイプのアナリストがつけています。

「買い」評価のアナリストの平均的なテスラの目標株価は、現在、1株あたり約1,164ドルです。「売り」評価のアナリストの平均目標株価は約388ドルです。このブルとベアの極端な差がテスラらしいとところです。

*過去記事はこちら「テスラ TSLA

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