アクソン 決算発表を受け急騰

アクソン・エンタープライズ(AXON)の株価は11月16日、前日比6.2%増の177.79ドルと大きく上昇しました。

アクソンの第3四半期の売上は、前年同期比39%増の2億3,200万ドルとなりました。売上の増加は広範囲に及んでおり、テーザー、アクソン・クラウド、およびセンサー部門の売上は、それぞれ44%、39%、29%上昇しました。

アクソンによると、同社の顧客は、テーザー・デバイス、ボディカメラ、デジタル証拠管理ソフトウェアなど、同社が提供する製品をより幅広く購入しているそうです。このような動きは、アクソンの119%という素晴らしい純収益維持率にも表れています。

さらに、アクソンは事業規模の拡大に伴い、収益性も向上しています。調整後の金利・税金・減価償却前利益(EBITDA)は、50%増の5,100万ドルに達しています。

経営陣は、アクソンの売上高がガイダンスの上限である8億4,000万ドルから8億5,000万ドルを達成すると予測しており、これは約25%の成長を意味します。また、調整後のEBITDAについても、従来の見通しである1億5,500万ドルから1億6,000万ドルに引き上げました。

さらに、アクソンは、同社の総アドレッサブル市場を520億ドルと見積もっており、これは以前経営陣が見積もっていた270億ドルの約2倍にあたる、驚くべき数字の増加です。新製品、新しい顧客層、国際的な事業拡大などにより、アクソンの市場機会は拡大しています。

CEOのパトリック・スミス氏は、アナリストとの電話会議で、「当社は今後数年間で大幅に大きなビジネスになるペースで進んでいる」と述べています。

アクソンは公共安全機関関連で躍進するSaaS企業という非常に魅力的な会社です。その内容については以前詳述していますので、ぜひ過去記事をご一読ください。

過去記事はこちら「アクソン AXON

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