11月9日の市場終了後に第3四半期決算を発表したアップスタート・ホールディングス(UPST)でしたが、予想を上回る収益を上げたものの、発表後の時間外取引で暴落、一時は9日の終値に対して20%以上下がりました。
第3四半期の純利益は2,910万ドル(1株当たり30セント)で、前年同期の970万ドル(1株当たり10セント)から増加しました。調整後ベースで一株当たりの利益は60セントで、前年同期の一株当たり16セントから増加し、一株当たり30セントと予想していたファクトセット調べのコンセンサス予想を上回りました。
売上は、前年の6,540万ドルから2億2,850万ドルに増加し、2億1,040万ドルの手数料収入が含まれています。アナリストは2億1,490万ドルの売上を見込んでいました。
第4四半期について、アップスタートは2億5,500万ドルから2億6,500万ドルの売上を予想していますが、ファクトセットのコンセンサスでは2億2,760万ドルとなっています。
また、調整後の純利益は4,800万ドルから5,000万ドルと予想していますが、ファクトセットのコンセサスは2,450万ドルと予想していました。
同社は2020年末に上場しました。「1年前のアップスタートのIPO以来、売上は3倍以上、利益は3倍以上、当社のプラットフォームを利用する銀行や信用組合の数は3倍、サービスを提供する自動車ディーラーの数は3倍になった」と、最高経営責任者のデイブ・ジルーアードはプレスリリースで述べています。
*過去記事はこちら「アップスタート UPST」