ペロトン・インタラクティブ(PTON)は、新しい筋力トレーニング製品「ペロトン・ガイド」を発表しましたが、11月9日の午前、株価は下落しています。
ペロトン・ガイドは、人工知能を搭載したデバイスで、テレビに差し込むカメラとリモコンを備えています。ペロトンによると、ユーザーが自分の動きを追跡し、どの筋肉を鍛えているかのデータを提供するのに役立つそうです。
米国では、心臓モニターとのセットで495ドルで販売される予定です。来年初めに米国とカナダで発売し、2022年には英国、オーストラリア、ドイツでも発売する予定です。
BMOキャピタル・マーケッツのアナリストであるシメオン・シーゲル氏は、11月9日のメモの中で、「製品数が増えれば、より魅力的なエコシステムが構築されるのは明らかだが、解約にどのような効果があるのかわからないまま、オール・アクセスよりも安価なデジタルサービスをさらに促進することになるのではないか」と述べています。
そして、「我々は、コロナが実際にはPTONのマイナス要因であり、短期的な需要の不調から多額の投資を行い、減少する現金と膨れ上がる在庫を残したのではないかとますます心配している」と述べています。
ペロトンの株価をアンダーパフォーム(目標株価45ドル)と評価しているシーゲル氏は、「ぺトロン・ガイドが会員に『筋力体験を始めるのに、かさばる器具は必要ありません』と提案しているのは、他の器具メーカーを揶揄しているように見える(おそらく不用意にも)」とも付け加えています。
しかし、ペロトンの共同創業者であり、最高製品責任者であるTom Cortese氏は、ニュースリリースの中で、ペロトン・ガイドは時間をかけて学習し、改善を続けていくだろうと、前向きな意見を述べています。
「ペロトン・ガイドは、筋力トレーニングを解明し、メンバーのモチベーション維持に役立つ、より魅力的な体験を生み出す」とCortese氏は述べています。