デジタルピンボードサイトのピンタレスト(PINS)の買収に向けて、決済大手のペイパル・ホールディングス(PYPL)が交渉中であることが、この件に直接詳しい人物の話でわかりました。
ブルームバーグ・ニュースによると、両社は1株あたり70ドルという潜在的な価格について話し合っており、これによりピンタレストの価値は約390億ドルとなります。この価格は、10月19日のピンタレストの終値55.58ドルに対して26%のプレミアムとなります。
この条件はまだ変更される可能性があり、この交渉が合意に至るとは限らないとブルームバーグは述べています。
この報道を受けてピンタレストの株価は、10月20日に一時12.2%上昇し、62.34ドルとなりました。今年初めには、マイクロソフト(MSFT)がピンタレストの買収に関心を持っているとフィナンシャル・タイムズ紙が報じたことで、株価が上昇したこともあります。
*この報道に対する反応はこちら「ピンタレスト ペイパルによる買収報道への評価」