アップル 拡張現実グラスは来年の今頃登場?

アップル(AAPL)は、フェイスブック(FB)のオキュラス部門のような企業と競合する拡張現実、複合現実、仮想現実の分野の製品を開発しているとは認めていません。

しかし、アップルがこの分野に関心を持っていることは広く知られており、ウォール・ストリート・ジャーナルlは2017年の時点で、アップルが「拡張現実の世界最大のプラットフォーム」になるつもりだと書いています。

TFI証券のアナリストであるMing-Chi Kuo氏は、10月19日のリサーチノートの中で、AR/MR用の「ヘッドマウントディスプレイ」と呼ばれる製品の量産時期が、2四半期ずれ込んで2022年の第4四半期になると考えていると書いています。

このヘッドマウントディスプレイは、生産性、ソーシャルネットワーキング、コミュニケーション、マルチメディア、ゲームなどの「幅広い多様なアプリケーション」をサポートし、「長期的には、ディスプレイを搭載した一部の家電製品を置き換えることになるだろう」と同氏は考えているそうです。

同氏によると、ハードウェアの発売が遅れているのは、アップルが発売時にソフトウェアとサービスの完全なエコシステムを用意したいと考えていることを反映しているとのことです。

人工的な世界にユーザーを没入させるオキュラス・ヘッドセットとは異なり、拡張現実ディスプレイは眼鏡の形をしており、デバイスは自分の周りの世界に追加情報をオーバーレイで提供することができます。

Kuo氏の言う通りのタイミングであれば、来年の今頃、アップルからAR製品に関するニュースが発表されるかもしれません。

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